やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「アフリカン・カンフー・ナチス」鑑賞感想

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2021年6月日本公開

監督:セバスチャン・スタイン、ニンジャマン

製作総指揮、脚本:セバスチャン・スタイン

編集:セバスチャン・スタイン、ニンジャマン

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あらすじ;自殺したヒトラーと処刑された東条英機が生きていた。アフリカのガーナへ落ちのびたふたりは新国家を建国して魔術的パワーを秘めた血濡塗れの等旗を用いて現地民を洗脳した。地元の青年アデーは修行していたカンフー道場を潰された上に恋人までヒトラーと東条に奪われた。アデーは復讐を誓って、さらなる修行に励む。

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 これはひどい! Z級です。何が起きても受け入れてください。ツッコミを入れようとは思わないほうがいいです。最後の決着はまさかアレなんじゃなかろうかと冒頭から危惧していましたが、その予想は当たってしまいました。カンフーで決着つけろよ! 現地民がしゃべっているのは字幕においては関西弁なのですが、サウスパーク無修正劇場版ぽいですね。スタッフロールもちゃんと見てから映画館を出なきゃいけないタイプの映画でした。

 イタリア? イタリアについてもちゃんと言及されていますから安心してください。

 ただし、アクションそのものはちゃんとしています。あと、東条役は流暢な日本語を話しています。

 この映画がカルト的人気を得られるかどうか、私にはわかりません。

 劇中で流れる「アフリカン・カンフー」の音楽が印象的で耳に残ります。

 アデーが酔拳蛇拳みたいなものを習いますけど、蛇拳の師匠「三つ指のジョー」がどうやら本当に亡くなったようですね。残念です。