やくもとうずしおをがっつりと

「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。

映画「ワイルド・スピード SKY MISSION」感想(ネタバレ)


2015年4月公開
監督:ジェームズ・ワン
脚本:クリス・モーガン
・・・
あらすじ:前作で倒したオーウェン・ショウの兄:デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)がドミニクたちに復讐を仕掛けてきた。まず、ハンが東京で事故に見せかけて殺害された。その後もホブスが重傷を負わされた。ドミニクたちは米国政府秘密組織のミスター・ノーバディ(カート・ラッセル)と手を組んでデッカードを追う。
・・・
 初日に映画館で鑑賞しました。レイトショーです。シネコンの駐車場はいつもと違って走るのが得意そうな車が多めです。劇場内も珍しく混んでいます。作品の公開初日でも混雑することは稀です。
 映画が終わって駐車場に行くと、いつもなら皆さんは一斉に帰っていくのですが、今日の場合は大勢が車を囲んでたむろしていました。
 さて、SKY MISSIONですが、アクションこそがすべての作品ですよ。字幕なんか見なくても大丈夫じゃないですか。日本車もたくさん出てくるから最高です!
 デッカードは英国の超がつく凄腕エージェントです。ところが、凄腕すぎて邪魔になったから排除しようとしました。あと、弟のことが大好きです。その弟にひどいことをしたドミニクたちを許さないわけですね。今更言うのもアレですけど、ドミニクがデッカードみたいな奴と殴り合いで互角に戦えるなんて、おかしな話です。CIA秘密留置施設だの秘密作戦本部だの、観てるこっちが恥ずかしくなるような字幕が出てきます。テロ組織のステルスヘリがロサンゼルスで暴れるなんて、米国政府はいったい何をやっていたのでしょう。テロ対策に大きな不備がありますよ。とはいえ、そんな細かいことはいいんですよ。
 車を使った派手なアクションを堪能しましょう。
 車が、空を飛んで、超高層ビルから超高層ビルへ跳び移って、ヘリにぶつけて、本当にSKY MISSIONですな。
 各国政府が手を焼くテロリストも、ドミニクのチームが集まれば粉砕してしまうのです。ドミニクたちはある意味アベンジャーズです。
 カート・ラッセルが演じるミスター・ノーバディがかっこいいですよ。口の達者なビール好きのおっさんなのかと思いきや、銃撃戦で高性能サングラスをかけて拳銃で敵を次々と仕留めていくのでした。
 そのビールで思いましたけど、デッカードがうまそうな飯をまずそうに食べる場面がありました。ドミニクたちが隙を突いて急襲してみるとデッカードがお食事をしていたのです。まずそうに食べるデッカード、酒だけどビールをうまそうに飲むミスター・ノーバディとドミニク、これはフード理論ってやつじゃないですかね。
 今回のワイルド・スピードで注目すべきなのはブライアンを演じたポール・ウォーカーです。友人の運転する車が事故を起こして亡くなりました。今作の撮影は大半が終わっていたところだったそうです。足りない部分はどうしたのかというと、体格の似ている弟を代役としてCG技術で顔を合成していたそうです。
 次作があるとしたら、ブライアンの出演はないです。そうなると退場させなければなりません。どうやって退場させるのか、気になりました。
 デッカードという最悪の強敵が相手です。結婚して子供もいるブライアンは、妻に「必ず生きて戻る」とかそんなセリフをガンガンしゃべるのですよ。しかも第二子が宿っていますし、死亡フラグが林立しました。なるほどねえ、死ぬことにするんですねえ。
 ところが、デッカードとの最終対決の直前にブライアンは妻に「24時間後連絡がなかったら死んだと思ってくれ」と言うのですよ。まさか、死亡フラグを一気にへし折りました。しかも、ドミニクが代わりに死にました。まあ、すぐに生き返ったのですが。
 じゃあ、どうやって退場させたのか、納得の退場シーンがやってきました。
 ドミニクのチームの中で唯一家族を作ったブライアンです。最後に、砂浜で語り合う彼ら、ドミニクは1人で挨拶せずに立ち去りました。車で走っていたら、ブライアンが車で追いかけてきたではありませんか。
 レースをする2人、走馬灯みたいに過去6作品の映像が流れていきます。道路が2方向へ別れていくところで、2人のそれぞれの車が違う方向へ走っていくのでした。
 なるほどなあ、ブライアンだけはドミニクのチームの中で違う道を進んでいくわけですなあ。家族があるんだから、そりゃそうですなあ。
 良い退場でした。
 それでは、最後に、デッカードはCIA秘密留置場へぶち込まれました。絶対出てやると豪語していました。ということは、次作もまだまだ期待できますね! SKY MISSIONおすすめです。(39)