やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

2014年東北旅日記 その1

 8月12日から8月17日まで東北に行ってきました。
 お盆の間に会社の休みがどのくらいあるのか知らなくて、12日から6日間もあるなんてびっくりでした。それを知ったのが7月27日あたりでした。そこで旅に出ることを決めました。
 鉄道完乗と国道走破を目指しています。旅の行先候補は「西九州の鉄道攻略」「東北の国道攻略」のふたつでした。夏だし、冬季通行止のない今こそ国道攻略だろ! ということで東北行を決定、ただちに宮城県気仙沼市の先輩に「このとおりですから泊めさせてください」とお願いしました。あっさり快諾してもらって、わずか1日の間に先輩の家以外の宿泊予約と、関西―仙台の航空機予約と、レンタカー予約と、通るべき国道の行程表作りを済ませたのでした。
 関西―仙台の移動はLCCのピーチです。座席がどれくらい空いているのか見れます。出発まであと2週間くらいなのに埋まっているのは半分もなかったです。お盆なのに。皆さんはもしかしてLCCを恐れているのでしょうか。このまま席が埋まらなければ自分の隣が空席でのんびりできるかもしれないですからね、ありがたいことですよ。
 さて、仕事のほうが少々立て込んでいました。お客様の都合で12日は仕事になるかもしれないので予定を入れていませんでした。当日になり仕事は入らず、12日は一瞬だけ仕事して昼から関西空港へ行くことにしました。予定の前倒しです。仙台行は13日07:40発ですが。
 8月12日、旅1日目。
 南海フェリー南海電車の乗継で関西空港へ。
 先月7月も南海フェリーに乗りました。そのときは土曜日でしたがけっこう混雑していました。まだまだ利用者がいるということでうれしいです。当然、8月12日はそれ以上の混雑となりました。
 以前はほとんどの南海フェリー和歌山港駅でなんば行特急サザン8両編成と接続していたのですが、今日乗ったフェリーが接続する電車は和歌山市行普通2両編成です。私も含めて一部の客しかその電車に乗りませんでした。ほかの客はホームでキョロキョロしていたのです。行先表示が「和歌山市」であり、「なんば」ではありませんからね。
 この普通が和歌山市駅でなんば行特急サザンと接続するのです。それを皆さんはご存じないようで。結局、車掌がこの電車に乗らないとなんばもしくはその他諸々に行けませんよという案内をやって、ホームの客は電車に乗ったのでした。
 和歌山市駅で乗り換えて、泉佐野駅関西空港行電車を待ちました。泉佐野から関西空港まで10分もかかりませんが、南海フェリーからいっしょに乗ってきた家族連れが先発の全席指定特急ラピートに乗って関西空港へ行ってしまいました。和歌山市駅から泉佐野までの特急サザンでは私といっしょに自由席だったのになぜこんな短い区間だけはラピートに乗ったのか。間違って乗ってしまったのでしょうか。
 私はラピートの次に来た急行で関西空港へ。
 展望デッキへ行こうとしたらバーガーキングの看板が視界に入ってしまいました。関西空港に出店しただと!? 行くしかないだろ、普通。旅先でチェーン店に入るのは私の中では御法度ですが、ここはまだ関西だし東北じゃないし、かまわんですよ。
 そのあと改めて展望デッキへ。
 関西空港の展望デッキは高校生のときよく来ていました。大量に写真を撮っていました。それ以来ですから少し懐かしいです。今の私はブログのための写真しか撮らなくなっていますし、カメラも持っていません。
 ジェットの音はいつ聞いても鳥肌が立ちます。たまりません。
 暗くなるまで展望デッキで飛行機を眺めました。夜になると滑走路などの誘導灯が点灯して美しいです。
 さて、これから13日朝までどうやって関西空港で過ごしましょうか。
 第1ターミナルの中をうろうろしました。酒を飲めるところはないかなと思いまして。ワインバーはあるけど、それ以外の居酒屋みたいなところがないですね。
 ネカフェがあるのは知っていたのでそこに入ってしまおうかと思いました。その場所がなかなかわからなかったのですが。ネカフェの入り口がけっこう派手というかネカフェらしくなかったので何度も通り過ぎていました。
 さて、入り口で料金表を見ると、これが、まあ、高いんですわ。朝までいたらホテルと変わらんですわ。
 ちょっと入るのをためらって、しばらく第1ターミナルをうろうろしました。出発ロビーには長椅子がたくさんありますが、そのほとんどがもう既に占拠されていました。入り込む余地があまりなかったです。
 結局、ある程度時間をつぶしてネカフェに入ったのでした。入ってみると、ほかのネカフェみたいなしっかりした個室ではなくて、隣との仕切は低い壁でした。しかも個室モドキの入り口にはドアがありません。中で何をやっているのか通路からまる見えです。
 そんなところで朝まで過ごしたのでした。

↑夜の関西空港