2013年アメリカ
監督、脚本:スパイク・ジョーンズ
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近未来のロサンゼルスで、人工知能のOS:サマンサ(声:スカーレット・ヨハンソン)と恋をした男性:セオドア(ホアキン・フェニックス)の物語。アカデミー脚本賞、ゴールデングローブ賞脚本賞受賞。
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8月2日、自宅のある町が冠水しまくりの中を脱出して映画館へ行ってきました。ちょっと無茶したかなと思って反省です。
二次元みたいなものに恋をして抜け出せなくなった男の悲劇として捉えることもできるでしょうけど、私の場合は未来を感じました。
自らサマンサと名乗ったOSはセオドアと接する間も成長していくのです。
技術は日々進歩しているし、この先もしかしたらエッチもできるくらい高性能な人工知能ができてしまうかもしれないじゃないですか。子孫を残すことができるほど進歩するかもしれないじゃないですか。今回のサマンサもその途上にあったわけですよ。
というわけで、セオドアやエイミーのことは全然キモいとは思いません。
でも、セオドアとエイミーはどうせエンディングで結ばれるんでしょ?と思っていたら案の定ですもん、がっかりだよ!
あと、サマンサも成長していったとはいえ、まだまだ未熟だったので人間というものや恋愛というものを理解しきれずにおかしなエッチをしようとしたり浮気もしました。
とにかく、科学技術の更なる、劇的な進歩を望むのであります。
ところで、コメディの演出が多いですね。一番笑ったのはエイミーと離婚したリチャードがタイと思われるところで僧になっていたことです。
そんなわけでね、
こんな恋愛があっても良いじゃないですか。