http://d.hatena.ne.jp/uraomotenoraneko/20140509/1399639540
その1
居能駅で宇部線電車を降りて、小野田線長門本山行の入線を待ちました。小野田線という路線は関東の鶴見線みたいなものなのかなと想像していました。おそらく、小野田だからセメント関連の工場が駅前にあるのだろうと考えました。
それで、1両ワンマン長門本山行が来て、乗りこみました。乗客は私1人だけでした。休日だし、しかたないです。
さて、終点長門本山駅に着いて、まず驚いたのは駅前に何もないことでした。てっきり大きな工場があるのだろうと思っていたのに。
本当に何もないです。商店も住宅も何もないです。たとえば、土讃線の坪尻駅は何もないですが、駅が存在する理由がありました。
でも、長門本山駅にはその存在意義があるのかどうかわかりません。もうバス転換でいいでしょう、これ。坪尻駅に比べたらはるかに人口は多いですが、でも、この状況は何もないと言わざるをえません。
私が「何もない」というのは余程のことですよ。某アイドルが伯備線新見駅を降りたとき「何もない」と言ったらしいですが私に言わせたら「あるじゃん!」ですよ。そんな私が「何もない」と言った長門本山駅でした。
そのあと長門本山駅を折り返して、雀田駅で乗り換え、山陽線小野田駅に向かいました。
早朝でしたから学生さんが多いのですけど、大声で独り言を話しているおじさんがいました。ビールを飲んでいました。何を言っているのかまったく理解できないです。周りの客に話しかけている感じでしたが、皆が無視していました。たまにおじさんは携帯電話で誰かにかけていました。一応携帯電話を操作できる状態ではあるようです。
さて、雀田駅から小野田駅へ向かう途中、進行方向左側には大きな工場がいくつかありました。こういうところが小野田らしい光景だと思います。
小野田駅から山陽線で厚狭駅へ。この厚狭駅は今更新幹線駅となった残念な駅です。とはいえ、さすがに新幹線駅ができるだけのことはあって、駅前はけっこう大きな街だと思いました。駅舎にも食堂があります。食堂を持つ駅舎はなかなか貴重ではありませんか。
厚狭からは美祢線で長門市駅へ。乗客は多かったです。この美祢線の車窓が美しいです。若葉の季節、流れる川が特に美しいです。美祢線はおすすめです。
それにしても山口県の国道を走ったときから気になっていたこととして、山口県のガードレールはなぜオレンジ色なのかという点です。他県では見たことがないです。
というわけで長門市駅到着です。
↑長門本山駅。駅前に巨大な工場があると信じていたのに。
↑厚狭駅。
↑長門市駅。軍艦マーチがどこからか聞こえてきた。
http://d.hatena.ne.jp/uraomotenoraneko/20140513/1399980457
その3につづく。