2013年10月イギリス公開、2014年3月日本公開
監督:デヴィッド・フランケル
脚本:ジャスティン・ザッカム
音楽:セオドア・シャビロ、ベッキー・ベンサム
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イギリスのオーディション番組で優勝して世界的オペラ歌手になった男性ポール・ポッツの半生を描く。
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こちらでは5月10日から公開となりました。観てきました。
彼には才能があるけれど、それ以外の部分は自分と重なるところが多いという印象です。ただ、彼は才能だけに頼らずちゃんと努力をする場面もありました。
それにしてもポール・ポッツの場合は運が悪い、ついていない場面があります。そこが映画として面白いのですが。
それで、自分と彼の重なる部分といえば、大事な場面で緊張する、肝が小さい、自分に自信がない、そういうところです。
ただ、ポール・ポッツは才能があるから、自信がなくて逃げようとしている姿を見るとイライラしました。これって、もしかして私にも当てはまるのかもしれません。私も周りをイライラさせているのかもしれません。
そんな彼も支えてくれる人々がいて、それもまた成功している原因のひとつです。とにかく、いろいろあって、映画のタイトル通りにチャンスを手にした彼がちょっとうらやましくもありました。
ところで主役を演じたジェームズ・コーデンとは何者でしょう。イギリスのコメディアンのようです。ベッカムなどと共演しているようですね。
映画の出演歴は、2011年の三銃士や2010年のガリバー旅行記に出ています。2007年ごろからコメディをやるようになっていますがもともと演劇の学校を卒業している俳優さんなんですね。
オペラはもともと歌うことができたのか、映画出演のために練習したのか、わかりません。本物のオペラ歌手に比べたら少し下手のような気がしますが、歌のわかる方はこのへんをどのように感じたでしょうか。
こんな私が少し人生を考えた映画でした。