うちの両親は年に1〜2回海外旅行に行きます。日本旅行やJTBや近ツーのツアーです。帰宅すると毎度毎度とんちんかんな感想を言ってくれるのです。たとえば、前回のクロアチアから帰ったときは「日本食がなかった」……日本食が食べたくてクロアチアに行ったのか!!すげえな、おい。帰宅すると愚痴ばかりで、エジプトのときは「汚い国」とか、中国のときは「料理が辛い」とかで、愚痴を聞かされる私はうんざりするのです。それで今回はスルーしてやろうと思ってました。さて、今回の旅はグランドキャニオンでしたが、感想は。
「めちゃくちゃ寒かった。暑いと思っていたのに」……グランドキャニオンは日本と同じ北半球で、内陸で、高地で、しかも2月ですから、寒いのでしょうけど、赤い大地だし感想しているイメージがあるので多くの日本人は暑いと思いこんでいるかもしれません。それでも、どういう気候なのか、事前に調べましょうよ……。それと、1泊だけラスベガスだったようで、ホテルの愚痴を言ってました。「夜中でもうるさいし、誰がホテルの従業員かわからんし、フロントがどこかわからんし、外もうるさいし」……ううん、ラスベガスのホテルはそういうのが当たり前だと思います。知らずに泊まったなら、そういう感想になってもしかたないでしょうね。
悪いことばかり言うわりには何度も海外へ行ってるわけですから、きっと良いものも観てきていらっしゃるのでしょう。でも、感想の中で気になる点がありまして、愚痴以外の感想が、ツアーでいっしょになった人たちがどんな人たち(日本からのツアーだからもちろん日本人ばかり)だったか、ということばかりなんですよ。あの場所がよかったとか、こんな経験をしたとか、そういう感想をあまり言わないんですよねえ。どうしてかな。
結論:拙者も行きたいでござる!