やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

国道制覇率をがっつりと 67号線

 今日も懲りずに、私が国道を制覇した都道府県を紹介していきます。2006年9月18日の時点で27道県でしたが、2007年5月6日の時点で23道県となりました。2007年ゴールデンウイークに制覇した県が、滋賀、奈良、和歌山、三重です。
 滋賀県の制覇にはかなりの時間を要しました。滋賀県の国道制覇率は長年伸び悩んでいました。別に、伸び悩んでもいいじゃん、と思うかもしれませんが、滋賀県は昔も今も私にとっても西日本から東日本へ向かう場合の重要な交通の要衝だったのです。島根に住んでいた私にとって滋賀県は必ず通る県だったのです。にもかかわらず、制覇にかなりの時間を要しました。それはなぜかというと、滋賀が接している岐阜と三重との間にある国道に原因がありまして、冬期通行止となってしまうのです。滋賀県はたいへん雪深いのです。雪のために12月から3月までの長い間通行できません。だったら、夏に走ればいいじゃんと思うかもしれませんが、私が国道を走りに行く場合、7日以上かけた旅とします。宿泊は車の中です。夏だと車の中で眠れなくなります。冷房も動かせませんし。かと言って冬は通行止などで走れないので、3月あたりが旅に出るのに最良なのです。その3月はまだ冬期通行止が多くて、滋賀も同様だったのです。
 信長も近江攻略に苦労しましたし、私もいっしょですな。でも、この黄金週間で私は近畿地方を一気につぶしていきました。
 そして、奈良、和歌山、三重ですよ。この3県をまたぐ国道425号は国内三大酷道のひとつでして、めちゃくちゃしんどかったです。三重の尾鷲から和歌山の御坊までひたすら車幅も同じくらいの狭さの国道が続くのです。和歌山側はまだ整備されていますがね。和歌山は42号線や24号線以外はほとんど酷道で、しかも途中で途切れていたり、攻略は困難でした。
 三重と滋賀にまたがる422号もひどいですよ。2か所で途切れていて、途切れていない区間もかなり酷です。三重には365号という国道があります。ほとんどの区間で整備されていて、トラックも多い重要な国道ですが、三重県内北部の東員町いなべ市区間はたいへん酷です。山間部を通過するわけでもなく、街を通過していく区間なのですが、古い街並の軒先すれすれを通るのです。何よりも国道であることを表す通称青おにぎりなどの標識がなく、国道からはずれることなく走るのがたいへん困難で、何度も通り直したことがありました。いわゆる迷子でしょうか。
 奈良も365号のような軒先を通過する区間が短いながらもちらほらありました。これがまたしんどいです。一方通行だったりしますから。あ、そうそう、奈良と三重といえば、国道25号線です。国道25号線は大阪と名古屋を結ぶたいへん重要な国道で、名阪国道とも呼ばれています。トラックがバンバン走ります。しかし、この国道25号の旧道は酷道ですよ。アスファルトがかなりボロボロで穴だらけのところもありました。旧道と新道(自動車専用道路であり、無料の高速道路です)がたびたび交差します。旧道から無料の高速道路がよく見えたりします。旧道からトラックなどの激しい流れを見ているとなんだかうらやましくなりました。
 以上のように、2007年5月6日の時点で未制覇が23道県となりました。同時に、関ヶ原から西を制覇したことになります。ただし長崎の離島と沖縄を除く。次回、制覇率100%の県をまた紹介します。まだ紹介していない制覇率100%県は残り2つ!