やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「コードギアス 復活のルルーシュ」鑑賞感想(ネタバレ)

f:id:uraomotenoraneko:20190211202116p:plain

2019年2月公開

監督:谷口悟朗

脚本:大河内一楼

・・・

あらすじ:悪逆皇帝が公衆の面前で殺されて2年が過ぎた。世界は平和になったが、一部でテロが起きるようになった。C.C.はルルーシュの心を取り戻すため旅をしていた。一方でナナリーが誘拐される。C.C.によって元に戻ったルルーシュはナナリーを救出するため黒の騎士団やコーネリアを説得して協力させる。以前は敵どうしだった者たちが仲間としてナナリーのために動きはじめた。しかし、敵もギアスを使い、ルルーシュたちは苦戦を強いられる。ルルーシュの作戦が完全に読まれるのだった。果たして、ナナリー救出は成功するのか。

・・・

 映画館へ行くとまさかの満席で帰宅しました。日を改めたものの、劇場はほぼ満席です。客層は若くて、男4女1といった感じでしょうかね。

 復活のルルーシュといういきなりのネタバレだったわけです。とはいえ、もしかしてルルーシュは復活なんかしていなくてスザクあたりがルルーシュを生きているかのように見せかけて利用する話なのかなと思っていました。

 ところが、映画開始早々にルルーシュが登場します。だが、様子がおかしいですね。亡国のアキトに登場したルルーシュみたいになっています。キチガイみたいになっているルルーシュでしたが、そんな彼を精一杯献身的に介護するシーツーがこれまた健気でいらっしゃる!

 その後、唐突に、早々にルルとシーツーはカレンたちと再会します。最初のカレンたちはまーたルルが嘘こいて生き永らえていやがったのかという感じだったのですが、そのあと再会したスザクもルルをボコボコにしました。そして、気が晴れたスザクだったのでした。カレンについては、ルルと再会できたことを猛烈に喜んでいらっしゃるご様子ですが。

 なんつーか、このあたりはお約束かなと思います。

 ナナリー救出に難色を示すコーネリアもルルの口車に簡単に乗って懐柔されてしまいますし、この展開こそコードギアスって感じでした。

 それにしても今作で最も活躍したキャラは咲代子さんでしょう。完璧超人です。敵のギアスにかかるのですが、なんとかそれに対応してみせますし。敵を味方と判別させて味方を敵と認識させるギアスなのですが、視覚のみを操るギアスだったためカレンは引っかかりましたけど咲代子さんは対応してしまいました。強すぎます。

 今回の大ボスは、死ねば6時間くらい前に自分だけ戻ることができるというギアスでした。そのせいでルルーシュの作戦が完全に読まれるという形になっていました。相手がどんなギアスを使っているのかルルーシュはなかなか理解できずに苦しみました。絶望したルルーシュをシーツーが叱咤する展開もお約束でしょう。

 さて、シャーリーについてです。死んでいません。今作にどんな絡みをしてくるのかなと思いきや全然絡み無しです。

 作品の良し悪しでいうと、悪くないですね。ただ、カレンたちがなぜジルクスタンにいたのか、ルルと大ボスのギアス対決に終始した部分、などなどやや不可解で物語の不足したところもありとても良いとは言えません。

 それでも、ルルーシュが復活したことを喜びますけどね。

 はい、というわけで、ナナリーのためならなんでもするおにいちゃんの物語でした。ルルーシュとシーツーはナナリーから離れて再び旅に出ました。火種がある世界ですし、コードギアスの物語がまだ続いてくれることを望みます。

 また観てギアス!

映画「ファーストマン」鑑賞感想

f:id:uraomotenoraneko:20190210235009p:plain

2019年2月公開

監督:デイミアン・チャゼル

脚本:ジョシュ・シンガー

原作:ジェームズ・R・ハンセン

・・・

あらすじ:ニール・アームストロングアポロ計画の宇宙飛行士に選ばれて月から還ってくるまでを描く。

・・・

 試験飛行、ジェミニ計画アポロ計画、どの飛行中も機体の外観を遠くから見る映像はほとんどありません。最後のアポロ11号だけは機外からの映像があります。宇宙の真っ暗闇を進む小さな光点もアポロ11号でした。

 劇中の飛んでいる場面は、狭い機内と機体の小さな窓から見えるものだけです。何が起きているのか、何がどうなっているのか、わかりません。把握ができません。

 今の宇宙へ飛ぶときはいろいろ把握できているのかもしれませんが、当時は劇中の映像のように何が何やらさっぱりだったのでしょう。

 リアルを追及した映像と、ニール・アームストロングの家庭事情と、次々と死んでいく仲間たち、なんとも怖い映画になっていました。音楽もおどろおどろしいですし。

 また来ちゃいましたね、新しい宇宙映画が。

映画「ミスターガラス」鑑賞感想

f:id:uraomotenoraneko:20190210233311p:plain

2019年1月公開

監督、脚本:M.ナイト・シャマラン

・・・

あらすじ:少女が誘拐された事件を密かに追うデヴィッドは工場街でケヴィンとぶつかった。そのとき少女の居場所を感じ取った。助け出そうとしたところへケヴィンが現れる。さらにサラ・ポールソンと名乗る精神科医が出てきてデヴィッドとケヴィンを逮捕した。サラは彼らが妄想にとりつかれて超人だと思い込んでいるとして治療しようとする。

・・・

 アンブレイカブルの話はなんとなくしか覚えていなくて、スプリットはまだ観ていません。

 だけど、このミスターガラスは楽しめました。

 何より多重人格者を演じるジェームズ・マカヴォイが驚異的な演技を見せてくれます。24人格ですよ。女性、少年、おっさん、なんでもござれ。

 獣の人格ともなれば、四足歩行で地面を失踪します。

 そして、シャマランですよね。どんな結末なのか、それが楽しみでしたが、そう来たかー!! そう来て、そうやるかー!!

 この映画は面白いのでぜひご覧ください。

映画「アクアマン」鑑賞感想

f:id:uraomotenoraneko:20190210225926p:plain

2019年2月公開

監督:ジェームズ・ワン

脚本:デビッド・レスリー・ジョンソン、ウィル・ビール

・・・

あらすじ:アトランティス王女と人間の間に生まれたアーサーは、地上の人類社会を破壊しようとするアトランティスを止めるため伝説の矛を探す。

・・・

 DCのヒーローということでね、バットマンとか出てくるのかなと思いましたがそういうのはいっさいありませんでした。スタッフロールが終わったあとの特典映像もありません。

 海中バトルがひたすら新鮮な絵になっています。今までこんなの見たことない、驚きの連続です。途中で醜い半魚人の大群に追いかけられる場面は、なんともいえない美しさがありました。赤い光に群がる半魚人、怖い場面だけど芸術的でした。

 ところで、攻撃してきた潜水艦の謎は放置ですね。あと、最後に手のひらを返したメラの父親がちょろすぎます。メラのちょっとした説得で簡単に懐柔されてしまったネレウスはすべての黒幕だったはずなのに、どういうことですかね。

 もうひとつ気になるのは、アトランティスと人類の両方を救うと言いつつ、アトランティスは部族どうしで大勢殺し合って、アクアマンが矛を持って登場したあとも大勢死んでいますけど、いいんですかね、それで。アトランナとメラに殺されたアトランティスの兵士たちも含めて、彼らのことが不憫です。

 映像の新鮮さと美しさ、あとは物語は力押しという感じです。いつものワイルドスピードですね。

映画「アリー/スター誕生」鑑賞感想

f:id:uraomotenoraneko:20190210223806p:plain

2018年12月公開

監督、主演:ブラッドリー・クーパー

脚本:エリック・ロス、ウィル・フェッターズ、ブラッドリー・クーパー

・・・

あらすじ:世界的なロックスターのジャクソンがバーで歌うアリーの姿を見る。アリーの才能に惚れたジャクソンは彼女をスターにするべく、舞台へ引きずりだそうとするが。

・・・

 ブラッドリー・クーパーどんだけ多彩やねん! そっちに驚きますわ。レディ・ガガの素顔がどうのこうのよりもブラッドリー・クーパーですわ。監督もやるし、歌うまいし、もともと演技ができますし。なんだ、このおっさんは。

 それにしてもアリーがスターの階段を駆け足で上っていく様子に不安を覚えたジャクソンは忠告をしました。初心を忘れずに自分なりの歌を作って歌い続けろという忠告です。そうしないとファンが離れるぞということです。その助言を聞いたものの、アリーからファンが遠ざかる様子はないというか、スター街道からはずれそうな様子もありません。

 アリーはガガだからってことですかね。

 ところで、テレビで流れていた競馬です。馬名とかひどかったです。

京都スイーツ紀行

 ちょっくら京都市でスイーツを食べあさってきました。

f:id:uraomotenoraneko:20190209075451j:plain

↑まずは朝7時に神馬堂の焼き餅。餡子入り!!

f:id:uraomotenoraneko:20190209085320j:plain

出町柳近くのふたばで豆餅とだんご。

f:id:uraomotenoraneko:20190209090303j:plain

出町柳近くの阿闍梨餅本舗満月本店。阿闍梨餅も中身は餡子。

f:id:uraomotenoraneko:20190209093041j:plain

北野白梅町の澤屋さんで粟餅。餡子に包まれたものときな粉に包まれたもの。

f:id:uraomotenoraneko:20190209095825j:plain

黒門通の塩芳軒で和菓子、その名は此の花。

f:id:uraomotenoraneko:20190209102049j:plain

↑さっきの塩芳軒からすぐ、カフェラインベックでマカダミアンナッツオレ。

f:id:uraomotenoraneko:20190209102632j:plain

↑ラインベックでふわとろパンケーキ。この日初の洋菓子。

f:id:uraomotenoraneko:20190209111020j:plain

↑今宮神社のすぐ前にあるかざりやさん。餅を焼いて白味噌をたっぷりつけたもの。これはうまいですぞ! 何せ餡子が入っていませんからね。

f:id:uraomotenoraneko:20190209120807j:plain

烏丸御池の亀末廣さんで干し菓子のセット。

f:id:uraomotenoraneko:20190209121903j:plain

烏丸御池のグランヴァニーユでケーキ。

f:id:uraomotenoraneko:20190210121248j:plain

木屋町の月餅家直正で焼菓子。

f:id:uraomotenoraneko:20190210120915j:plain

桂離宮近くの中村軒よもぎ餅と麦代餅。

f:id:uraomotenoraneko:20190209142015j:plain

京都市を出るときうどんをいただきました。竹田の本格手打うどん大河さん。さぬきうどん型のコシが強いうどんでした。

f:id:uraomotenoraneko:20190209172951j:plain

↑余談ですが、大阪へ移動しまして話題のラーメン店いさむへ行ってきました。まさかのお休みでしたが。残念。

f:id:uraomotenoraneko:20190209181143j:plain

↑心斎橋のイレブンスパイスというラーメン店でウルトラチキンラーメンをいただきました。ローストビーフと味玉のせ。カレーラーメンですね。

f:id:uraomotenoraneko:20190209191837j:plain

↑塚本のノーカントリーという店で特製しょうゆそば。味は徳島ラーメンに近いです。