やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「アクアマン」鑑賞感想

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2019年2月公開

監督:ジェームズ・ワン

脚本:デビッド・レスリー・ジョンソン、ウィル・ビール

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あらすじ:アトランティス王女と人間の間に生まれたアーサーは、地上の人類社会を破壊しようとするアトランティスを止めるため伝説の矛を探す。

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 DCのヒーローということでね、バットマンとか出てくるのかなと思いましたがそういうのはいっさいありませんでした。スタッフロールが終わったあとの特典映像もありません。

 海中バトルがひたすら新鮮な絵になっています。今までこんなの見たことない、驚きの連続です。途中で醜い半魚人の大群に追いかけられる場面は、なんともいえない美しさがありました。赤い光に群がる半魚人、怖い場面だけど芸術的でした。

 ところで、攻撃してきた潜水艦の謎は放置ですね。あと、最後に手のひらを返したメラの父親がちょろすぎます。メラのちょっとした説得で簡単に懐柔されてしまったネレウスはすべての黒幕だったはずなのに、どういうことですかね。

 もうひとつ気になるのは、アトランティスと人類の両方を救うと言いつつ、アトランティスは部族どうしで大勢殺し合って、アクアマンが矛を持って登場したあとも大勢死んでいますけど、いいんですかね、それで。アトランナとメラに殺されたアトランティスの兵士たちも含めて、彼らのことが不憫です。

 映像の新鮮さと美しさ、あとは物語は力押しという感じです。いつものワイルドスピードですね。