2024年4月日本公開
監督:アルカシャ・スティーブンソン
脚本:ティム・スミス、アルカシャ・スティーブンソン、キース・トーマス
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あらすじ:1971年、マーガレットはアメリカからローマの教会へやってきた。奉仕活動をしながら神に仕える毎日を送っていると不可解な死が続いた。やがて教会の恐るべき陰謀を知り、教会から抜けようとしたのだが、果たして。
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この監督さんは本作が長編デビューだそうです。さらに、本作には黒人がいっさい出てきません。事前にネタバレを聴くと黒人がいなかったとのことで本当かよと思って、注視していたのですが確かにいなかったです。1971年のイタリアに黒人がいたのかどうかはよくわかりませんが、この頃のハリウッドは歴史物の作品ですら重要人物に黒人を起用するなどおかしなことが起きていました。それがなかったので逆に心配になりますね。叩かれたりしませんかね。
本作はグロい場面も少しありますが、精神的に怖がらせる演出が多くてなかなか良かったと思います。びっくりさせるというよりもじわじわ来る恐怖です。いきなり化け物がみたいなやつが出てくるときもありますが、そんなものはごくわずかです。