やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「怪物の木こり」鑑賞感想

2023年12月公開

監督:三池崇史

原作:倉井眉介

脚本:小岩井宏悦

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あらすじ:弁護士の二宮彰は相手を殺してでも裁判を勝利に導く。そんな彼が突然斧を持った覆面の人物に襲われた。それ以降二宮の行動に変化が生じた。一方、警視庁は連続殺人事件を捜査していた。被害者は脳を持ち去られていた。二宮と連続殺人事件の関係は何か。

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 もうちょっと、こう、なんだろう、サイコパスの暴れっぷりを見たかったといったところです。三池監督ですし、二宮彰の暴れっぷりを全編でたっぷり見せてくれると思い込んでいたのですが。殺しまくるとか、そういうお話ではなかったということです。

 菜々緒さんが演じている戸城という刑事がかっこよかったです。戸城が過去に教官から教わったことのひとつに、「連続した事件の被害者の3人目以降は警察も共犯だ」というのがあったのですが、あっさり3人目の被害者を出してしまって、そのあともまだまだ続くわけですが、本作では警察がいいところを見せる場面はほとんどありませんでした。最後までやられっぱなしです。