2022年4月日本公開
監督、脚本：ショーン・ダーキン
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あらすじ：1986年、ニューヨークで貿易商を営む英国出身のローリーは、米国で出会った妻、妻の娘、ローリーの息子の4人で幸せに暮らしていた。ローリーは好景気に沸くロンドンの知人に招かれて働くことになった。大金を夢見るローリーは家族を連れて移住し、郊外の豪邸で暮らしはじめた。そんなある日、乗馬を趣味とする妻は、馬小屋の建設が中断されたことに気づいた。建設費用が支払われていないという。夫に問いただすと貯蓄がほとんど底をついているというのだ。そこから幸せだったはずの家族が崩壊していく。
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夫婦間で血みどろの争いが展開される内容を想像していたのですが、全然そんなことはなかったです。ごく普通のファミリー映画でした。
夫がかなりダメです。いろいろと夢見過ぎで、家庭を振り回します。妻はまともですが、娘はグレました。息子は学校でいじめられました。まともだった妻も虚言癖の夫にガチギレしておかしくなる場面もありました。
ただし、ところどころで謎の演出があります。広い豪邸で閉めたはずのドアが開いているのです。それに気づいた妻がパニックになります。
死んだ馬は庭に埋めたのですが、なぜか馬の体が露出しています。
この2点はいったい何だったのでしょうか。まるでホラー展開でした。それ以外はごくごく普通のダメ夫と壊れていく家族の様子が描かれていくだけです。
