2021年12月日本公開
監督:ラナ・ウォシャウスキー
脚本:ラナ・ウォシャウスキー、デビッド・ミッチェル、アレクサンダル・ヘモン
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あらすじ:あれから20年、ネオは過去のことを謎の記憶として精神的におかしな状態になっていた。だが、彼の前にバッグスと名乗る女性が現れた。マトリックスの世界に何が起きているというのだろうか。
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これまでのマトリックスは……体制を破壊して自由を得るはずだったのに、結局は体制側を選択しちゃったじゃないですか。それで我々はがっかりしたわけですけども。
今作はそれを反省した物語でした。
その体制側が歩み寄りをみせていました。そうでもしないと、体制に勝つことはできないんだということなんですね。我々の自由は簡単に得られるものではありません。
今作は、体制の破壊ではなく、体制の改革という形になりそうです。現実的ですね。
映像に目新しいものはありません。壁をいっぱい走っていました。そして、本当の救世主は……というわけでした。
さて、注目のローレンス・フィッシュバーン氏出演ですが、まったく出演していないといえばしていないのですが、過去作の場面がネオの記憶でよみがえる場面が多々あり、さらにローレンスの演じているほうのモーフィアスの像が建てられていますのでご安心ください。ローレンスも顔出ししてるよ!