やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「ロックダウン・ホテル 死・霊・感・染」鑑賞感想(ネタバレ)

ポスター画像

2021年7月日本公開

監督:フランチェスコ・ジャンニーニ

脚本:デリック・アダムス、アダム・コロドニー、フランチェスコ・ジャンニーニ

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あらすじ:謎の感染症が広がる中、カナダのとあるホテルに家族がドライブ旅行の途中で宿泊した。別室には日本から仕事でやってきた妊婦が泊まっていた。その後、そのホテルでも謎の感染症が発生し、大勢が苦しみながら倒れていくのだった。

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 TOCANA配給です。カナダの映画ですが釈由美子が出演しています。

 副題に死霊とついていますが、どうやら人為的に作られたウイルスのようです。というのも、ウイルスをホテルにばら撒いたと思われる初老のおっさんが携帯電話で「このあと病院と空港にも撒いて、思い知らせてやる」と言っていたからです。さらにこのおっさんは「世界を守るために撒く」とも言っていました。

 ただ、妊婦と母子がそこにはいないはずの人物を目撃して恐怖しているので何が何やらです。

 映画の前半は、4時間前の出来事と現在のおぞましい出来事がこれでもかというくらい交互に繰り返し見せられるのでうんざりします。

 国が危機的な状況であることを知らせる緊急放送がテレビで流れていましたが、ホテルの別の階では何事も起きておらず大勢がパーティを楽しんでいます。もう何が何やらです。

 ただし、ニュースキャスターが現在の状況を知らせる映像を背景にしてスタッフロールが流れます。やはり、人為的に生み出されたウイルスが原因であり、ホテルでは60人が死亡、感染は病院や空港で拡大しているというものでした。政府がその事実を隠ぺいしたとも言っています。

 とにかく、ウイルスによる感染が拡大しているから気を付けましょうという映画でした。