やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「メイズランナー」感想(ネタバレ)


2015年5月公開
監督:ウェス・ボール
脚本:ノア・オッペンハイム他
原作:ジェームズ・ダシュナー
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あらすじ:トーマスは目が覚めると「ボックス」と呼ばれるエレベーターの中にいた。扉が開くとそこは高い壁に囲まれた辺鄙な場所だった。そこには少年しかいない。記憶のないトーマスはなぜここにいるのかわからない。少年たちも皆なぜここにいるのかわからないが、彼らは自力で生活をしているという。壁は毎日一部が開く。壁の向こうは迷路になっており、謎の殺人機械もいるという。
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 ハンガー・ゲームやトワイライトみたいものということでしょうか。原作が存在するあたりも似ていますよね。
 しかも、壁の中で生活している少年たちは、少年たちということで全員男なんですよ。そりゃもう性的な面はアレなんでしょう?と思いきやそこはいっさい触れられません。きれいな世界でした。しかも途中でこの世界始まって以来の女の子が放り込まれてきます。そうなればいよいよ「クッ……殺せ」状態間違い無しだろうと思っていたらそれもいっさい無しです。おまえらはチンコついとらんのか!
 トーマスが登場してからすっごくいろんなことがあって女の子も登場して、それなのに3日しか経っていないだと!?
 一番気になったのはミンホのスネオヘアーなんですけど。髪をセットするものが無さそうですが、樹液でも使っているのかしら。
 さて、アルビーについてです。この世界に初めて放り込まれた人物らしいです。ということは、どうせ何かこの世界の真実を知っているんじゃないかと思うわけです。黒幕だったり、黒幕とのつながりがあるんじゃないかと思ったらそのあたりはどうやら無さそうです。黒人だけど、シロでした。
 WCKDという組織がこの世界を管理しているようですね。そのWCKDによると、世界は太陽によって焼き尽くされたそうです。人類の大勢が死んで、さらに謎のウイルスまで広まって、そのウイルスに耐性のある若者がどうやら彼らなんだそうです。その彼らがなぜ耐性を持つのか、それを調べるためにWCKDは迷路で囲んだところに若者を放り込んで生活させるという壮大な実験をやっているというわけです。うーん、その実験とやらがあまりにも壮大でして他に方法があるんじゃないかと思うわけで、ということはその実験というのも実はウソ、太陽が地球人類を焼き尽くした、ウイルスが広まったというのもウソなんじゃないかと思いました。
 ところが、どうやら太陽の異常活動で地球の大半が砂漠になったのは本当です。ただし、ウイルスが本当かどうかは三部作ということで次回を待ちます。
 まだまだグル―バーという殺人機械やウイルスの実態など謎が多いです。
 なんだかリアリティがないし、どこかで観たことのある設定と絵なので、ダルいというのが感想です。でも、1作目を観てしまったので2作目と3作目もがんばって鑑賞します!
 2作目の米国公開は9月15日ということで少し間が空きますね。内容を忘れないように気を付けます。