2019年 監督:石川慶
なんだか怖そうな映画だったので、当時は映画館で観ることも避けてしまいました。今回見たわけですが、やっぱり怖い映画でした。音楽を題材にした映画は碌なものがありません。薬物その他で潰れていくロックミュージシャンや、狂った指揮者とそいつに潰されるドラマーなどなど、どいつもこいつも狂ってるんです。音楽をやってると壊れてしまうのは仕方のないことなのでしょうか。この映画も狂ってるなあと思います。音楽をやってる方々が狂うわけないじゃんという思い込みがあります。楽しそうなものしかなさそうなのに、のめりこんで呑まれていきます。アクション映画に出てくる狂人は、見てるこっちも狂人だとわかっているけど、音楽の映画だとそんな覚悟を持って観るわけないじゃないですか。特に鹿賀丈史演じる指揮者にはセッションのJ・K・シモンズと同じものを感じ取ってしまい、恐怖しました。
音楽の映画は怖い!
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ハウンター
2013年 監督:ヴィンチェンソ・ナタリ
同じ日を繰り返す少女は、実は死んでいたということでね、明日を迎えることができるかどうかなんてそれ以前の問題でございますね。弟さんは死んでいることを知っていたので、だったら早く言ってほしかったです。
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エリザベス エクスペリメント
2018年 監督:セバスチャン・グティエレス
原題はエリザベス ハーベストです。原題をそのまま邦題にしてしまえばよかったのに。エリザベス役のアビー・リーは怒りのデス・ロードでザ・ダグ役だったそうです。デス・ロードのザ・ダグとは5人の若い妻たちの1人ですね。銀色の長髪ですが途中で死んで、泣くジョーが抱きかかえた子とは違います。あの5人なら赤の子が好きなんですが。とにかく、本作においては頭の足りない女の子でしたが、かわいいっすな。