2019年7月公開
監督、脚本、VFX:山崎貴
原作:三田紀房
音楽:佐藤直紀
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あらすじ:老朽化した金剛の代替となる次期新型艦建造の決定会議が近づいていた。超大型戦艦を推す嶋田と空母を推す永野が対立するが、永野派の山本五十六が数学の天才櫂直を利用しようとした。櫂は数学で超大型戦艦建造計画を止めようとする。
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山崎貴監督作品なので見るつもりがありませんでした。しかし、宇多丸さんが良い評価をしたのです。これは、見るしかない。
見てみないと分からないものです。
食わず嫌いは良くありません。食べ物もまずは食べてから判断すべきですし、映画も見てから意見を言うべきです。そのことを改めて思い知る作品となりました。
この作品については、宇多丸さんの批評を聴くべきです。どうせそのうち某動画サイトに宇多丸さんの批評がアップされるでしょうし、そちらを聴いてみてください。
作品冒頭の米軍兵士を救う米軍水上機は、日米の圧倒的な力の差をよく表している、正に宇多丸さんのおっしゃるとおりです。
私のツイッターに流れてきた某ツイートによると、作中の大和設計図と大和の実物が異なるという点について、これはこの作品の核心につながる部分でした。
結局大和は建造されて、沈没していくわけですが、なぜ大和が建造されてしまうのか、ぜひご覧ください。