やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「コードギアス 亡国のアキト 第3章」感想


2015年5月2日公開
監督:赤根和樹
脚本:赤根和樹、浅川美也、大野木寛
・・・
あらすじ:作戦を終えてワルシャワ駐屯地に合流したアキトたちは、レイラを憎む将校の嫌がらせによりID登録を抹消された。路頭に迷う彼らは老婆の集団と出会い、アキトたちの関係は良好なものになっていく。一方で、本国から派遣されたというキングスレイ卿は冷酷な作戦を実行してEUの市民を混乱させることに成功した。さらに、シャイングもまた自身の野望を実現させようと行動に出た。
・・・
 第1章が2012年8月、第2章が2013年9月なので、今回は大幅に間が空きました。しかし、第4章の公開は今年7月4日と発表されています。
 何より驚いたのは、4章構成のはずだったのに、今年秋に最終章の公開も発表されています。
 第1章といい、第2章といい、4章構成なのにお話が全然進まなくて終わりそうにないなあと思っていましたが、案の定5章構成となりましたね。
 ただ、今回の第3章はこれまでの中で最もひどいといいますか、最もお話の進まなかった回なのではないかと思うわけです。進まなかったというよりも、シャイングは野望を持っていてそれを行動に移してみたり、EUのスマイラス将軍も何やら企んでいたり、物語の風呂敷が第3章で異常なほど広がりました。こんなの畳めるわけないじゃないですか。ギアスの能力に係わる人物も多すぎです。
 残り2章でこの物語は収束するのでしょうか。
 そもそも映画館で上映するのであれば2時間の1作品に収めてほしいですけども。
 キングスレイ卿を出す必要があったかどうかでいうと、ないと思います。単なるファンサービスで出したとしか思えないでしょう。EUの市民どころか作品そのものまで混乱に陥れています。
 第3章はあくまで息抜きの回であって、本来は物語を進めるべき回ではありません。実際にそのような内容でした。ただ、こんな内容を1年ごとに見せられたらたまらんですよ。毎週放送のアニメだからこその内容だと思います。
 文句を並べましたが……レイラ・マルカルがかわいいよおおお!!レイラは本当にいい子だよおおお!!