やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

JR九州乗りつぶしの旅 その18

http://d.hatena.ne.jp/uraomotenoraneko/20140509/1399639540
↑その1
 豊肥本線水前寺駅近くのホテルで5月6日を迎えました。旅は5日目最終日です。
 大都会の近郊にありそうな橋上駅舎の水前寺駅から初発豊後竹田行に乗車です。まだ5時台だというのに学生がちらほら乗っています。今日は祝日だというのにご苦労なことですわ。
 熊本のけっこう都会な街並みを抜けると森の傍を走ったりして、こういうところが東名阪じゃないなと感じさせます。
 阿蘇の外輪山の切れ目を上る途中でスイッチバックがありました。この区間も観光列車があります。そういうので通過したら気分は大きく変わることでしょう。
 立野を過ぎたあたりから阿蘇雄大な景色が広がります。右手に阿蘇の噴火口、左手に阿蘇の外輪山です。
 鉄道でも車でも阿蘇の眺めは最高ですな。個人的に好きな日本三大景色のひとつです。
 1両のワンマンは阿蘇の外輪山東側に入っていきました。このあたりは少し前に豪雨で1年以上線路が途切れた区間です。大きなカーブを抜けると直線が続き、トンネルがいくつかありました。ところどころまだ新しいコンクリートが見えていました。
 それからしばらく列車は走り豊後竹田へ。これにて熊本県のJR在来線は乗りつぶしました。
 豊後竹田で大分行に乗換です。小さなカーブが多くてなかなか速度が出ませんね。クラウザーさんが現れたといううわさのある犬飼を出て、しばらく揺られるといよいよ大分駅です。
 何年か前に大分駅に来たときは工事中でした。今は駅そのものは高架駅へと生まれかわり、駅北側にはビルを建設中でした。大分駅前にポプラを見つけてなつかしさのあまり飛び込んでしまいました。
 大分駅からは久大本線由布院駅に向かいます。駅名が由布院、町名は湯布院、山は由布岳、現在の市名は由布市、旧町名だけの字が違うんですね。旧町名は大字として残っています。
 由布院普通列車です。途中までは近くの住民らしき客が大勢乗っていてその人たちが降りるとあとの客は明らかに観光客ばかりとなりました。さすが湯布院です。
 それで、この列車では寝てしまいました。とはいえ、今回の旅で車内で寝るのは本当に珍しいことだったのです。自分でも驚いています。前回の関東乗りつぶしでは半分くらい寝ていたと思いますよ。房総半島や群馬でも寝てばかりでした。それなのに今回はほとんど眠くなりませんでした。
 九州の車窓がどれほどすばらしいか、ということですよね。ね。
 目が覚めたら、由布岳が見えていました。そして、由布院駅到着です。

阿蘇山。この画像が一番マシ。

宮地駅。停車時間が長かったので駅前ぶらり。

豊後竹田駅

由布院駅。人が大勢いらっしゃる。

由布岳。九州はどこに行っても眺め良し。
その19につづく。