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「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。

映画「アナと雪の女王」(吹替)感想


2013年11月アメリカ公開、2014年3月日本公開
監督:クリス・バックジェニファー・リー
脚本:ジェニファー・リー、シェーン・モリス
原作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン雪の女王
製作:ピーター・デル・ヴェッチョ、ジョン・ラセター
音楽:クリストフ・ベック
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 港町に城のあるアレンデール王国王には2人姉妹がいた。触れたものを凍らせる魔法を持つ姉エルサはある日勢い余って妹アナを傷つけてしまった。エルサの魔法を知る者は王と王妃の2人だけにして、アナの記憶からエルサの魔法を消し去る。さらに、力を弱らせるためにエルサは何年も城の一室に閉じこもった。アナとも会わずドア越しに会話するだけだった。しかし、力は強まるばかり。
 王と王妃が事故で亡くなり、姉妹は成長し、エルサの女王即位の式がやってきた。大勢の前に出なければならないことを恐れるエルサはどうなってしまうのか。
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 吹替で観ました。松たか子によるエルサの歌声がすばらしいです。間違いない! 
 松たか子は舞台にも多く立ちます。その中で劇団新感線の舞台「メタルマクベス」だけは観ています。メタルマクベスでの松たか子は演技がうますぎて、女神だと思いました。新感線は歌が多いのですが、その歌も最高です。
 しかし、エルサが歌う場面は少ないです。城を逃げ出してノースマウンテンに氷の城を建てたときの「Let It Go」くらいしかありません。それがすばらしいんですけどね。
 氷の城で歌っている場面は、まるで舞台の上を駆け巡りながら歌っているようでした。らせん階段を上がりながら拳を強く握っている姿なんて最高じゃないですか。
 アナを演じた神田沙也加は意外と歌うまいんですね。大アイドルの娘だけのことはあります。何の根拠もありませんが歌がそれほどうまくないというイメージがありました。ごめんなさい。
 さて、クライマックスのこの物語の終わり方だけは良くないと思います。性急に仕舞いこんだ感じがします。都合が良いというか、一度は魔女のように恐れたエルサのことを皆がすんなり受け入れるとは思わないし、なぜキスなのかというところも疑問です。
 それと、本編の前にある短編アニメ「ミッキーのミニー救出大作戦」なんですが、メガネ無しの状態で3Dを観ているような感覚がありました。ここまでできるなら、3D映画なんていらないよねと思ってしまいました。
 そういえば、「ミッキーのミニー救出大作戦」は男の子が女の子をがんばって助けて、「アナと雪の女王」は妹が姉をがんばって助ける、その対比も良いかな。姉妹のナニも感じましたし。
 ところで、最近はピクサーよりもディズニーの長編アニメのほうが良い作品になっている気がします。ピクサーは行くところまで行ってしまってこれ以上良いものを作れない、でもピクサー以外のアニメ製作会社はまだまだ伸びしろがあって毎年レベルを上げてくるから楽しい、という感じです。ジョン・ラセターピクサーよりディズニーの相手をするほうが楽しかったりしませんか。
 がんばれ、ジョン・ラセター