207.ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド
1968年アメリカ。ジョージ・A・ロメロ監督。
いつもと変わらない日曜日に突然ゾンビが襲ってきた。ひとりの女性が民家に逃れるとそこには黒人男性がいた。果たして、生き残ることができるのか。
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ゾンビ映画の古典です。ただ、ゾンビが映画に登場した初めての作品というわけではないようです。ゾンビ映画の形を確立してリメイクもされた名作というところでしょうか。
だらだらと感想は言いませんが、最後がまさかの風刺になっていることに驚きました。この監督は単なるエンタメのゾンビ映画を作ったわけではなくてゾンビを利用した社会風刺をしたということでした。
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210.サバイバル・オブ・ザ・デッド
2009年アメリカ。ジョージ・A・ロメロ監督。
ゾンビ映画『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』の続編。世界で死者が蘇るようになって6日が経った。大西洋に浮かぶ島では、死者は眠らせるべきとするオフリン一家と、死者は生かしておくべきとするマルドゥーン一家が対立していたが数で劣るオフリンが数名といっしょに外へ追放された。
それから3週間後、軍から脱走した元州兵のサージたちはとある集団を襲ったとき生き残りの少年から安全な島=プラム島のことを知らされる。港へ行き、サージたちはオフリンたちと一戦交えた後で島へ渡ることとなった。島には生前の行動をなぞっているかのようなゾンビたちが鎖でつながれていた。
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ゾンビを生かしたままにしておくなんてあまりにもバカげている、当然マルドゥーン側の敗北だろうと思いきやそうでもない終わり方でした。どっちがどっちとは言い難い終わり方に困惑ぎみです。