観るクソ映画をサイコロを振って決め、このブログで感想を述べる、映画を観るのが嫌になってくる欝型企画第5回です。さて、前回サイコロで当たったクソ映画は『ドラゴンボール エヴォリューション』。5回目にして早くも本命の登場です。
概要
2009年アメリカ。ジェームズ・ウォン監督。言わずと知れた鳥山明原作。
7つそろえるとどんな願いも叶えてくれるというドラゴンボール。本来の力を隠し普通の高校生として暮らしていた孫悟空は18の誕生日に祖父をピッコロに殺害される。ピッコロは2000年前に地球を支配しようとしたが封印されていた。復活してドラゴンボールをそろえて世界征服を狙っていた。
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当然ゴールデン・ラズベリー賞受賞でしょ、と思いきや受賞できていないんですね。なぜかというとヒットしなかったからだそうです。ラズベリー賞受賞の条件のひとつに好成績がなければいけないのですね、知りませんでした。
これのどこがドラゴンボールなのかという点については、製作側が「新しいドラゴンボール」とおっしゃっているのでそうなのですよ。これは新しいドラゴンボールですよ。
映画は映画、漫画は漫画。ちがうんです。
そういえば、海外ではドラゴンボールのアニメがどの程度視聴されたのでしょう。漫画が読まれたのはわかりますが。
この新しいドラゴンボールですけど、ブルマがええ感じです。かっこいい女性です。これは良い変更点ですよ。あとは、ホイポイカプセルもしっかり描写されていて、いいんじゃないですかね。
何より、85分という長さがすばらしいですね。こんなのを100分以上も観せられたらたまりませんから、そこをしっかりと85分に抑えたのが最高です。
3部作の予定だったようですが、資源の無駄なのでやめましょう。
嫌いなヤツの自転車を、自分の車が傷ついてでも破壊するその根性を持った悪ガキがおすすめです。(92)
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では、次回のクソ映画を選びます。今のところクソ映画リストには39本あります。その中からサイコロを振って選びました。当たったのは『AFRO SAMURAI劇場版』です。聞いたことのない映画が当たりましたが、どうなることやら。ご期待のなきように。