やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

今回の賽の目クソ映画『ブラッディ・バレンタイン3D(2Dバージョン吹替)

 観るクソ映画をサイコロを振って決め、このブログで感想を述べる企画第7回です。さて、前回サイコロで当たったクソ映画は『ブラッディ・バレンタイン3D(2Dバージョン吹替)』。
概要
 2009年アメリカ。1981年『血のバレンタイン』をリメイク。
 ある年のバレンタイン・デー。小さな炭鉱町で新人作業員トム・ハニガーがトンネルの中で事故を起こし、5人の死者を出した。唯一の生存者ハリー・ウォーデンは昏睡状態に陥る。その1年後、突然ハリーが目を覚ましてつるはしを使い住民を殺害する。さらに10年後トムが戻ってきた。

 開始数分で、要するによくある学生パーティが襲われるって話なのかなと思いました。若者がバンバン殺されていきますからね。でも、学生パーティ襲撃型ではなかったです。ええと、そのあと10年後に飛んでも次から次へと死者が出ます。若者に限らず、町の住民が死体になっていきます。
 ハリーはガスマスクをかぶっています。そのことが作中で真犯人は別にいると思わせるようになります。警官の1人はトムがハリーのフリをしていると信じているものの、トムもハリーに襲われる場面があるためすぐに犯人ではないことがわかります。ところがその警官はそのあともトムを疑い続けるのでした。それで・・・
 犯人はトム! あ、言っちゃった。
 間を開けずに全編を通してグロい殺戮場面が続きます。明朗な謎解きも用意されていますし。そんなに悪い映画だとは思わないんですけどねえ。
 そりゃあ細かいツッコミはいくらでも入れることができますよ。最後に警官の嫁が44マグナムを撃つとき両手で握っていたのにカットの後は片手とか。昏睡から覚めたハリーはつるはしやガスマスクをどこで手に入れたのかとか。
 でも、そんなに悪いとは思わないんだけどなあ……(チラッ
 さて、レンタルして自宅のテレビで観ましたから当然2Dなんですけど、どのあたりが3Dとなって飛び出してくるのか観ていたらわかります。
 先端恐怖症の私にとっては、つるはしの先端が目に痛かったです。なので、おそらく3Dがおすすめです。(103)
 では、次回のクソ映画を選びます。今のところクソ映画リストには36本あります。その中からサイコロを振って選びました。当たったのは『サタンクロース』です。クソぽいタイトルですね。ご期待のなきように。