やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「ピラニア3D」の感想

 200万年前に絶滅したはずの古代ピラニアが突然出現、春フェスタで若者が大勢集まるヴィクトリア湖を恐怖に叩き落とす、という映画です。
 結論から言うと、面白い!
 物語はめっちゃ単純で、ひたすら人々が襲われてたいへんなことになるというだけのものです。ヘラヘラと無心で眺めていられる映画です。ポロリもあるよ! おっぱいが大量にポロリしていますので、好きな方はぜひどうぞ。R15指定なのでよろしくお願いしますね。
 この作品は3Dということなのですが、前半はちょくちょくその効果がわかるところもあるものの、後半の大量殺戮シーンでは3Dが全然生かされていないので、3Dの意味がないと思います。ぶれてしまってわからないところもありますし。
 この作品は残酷な描写をはっきりとさせています。無理な人はマジで無理なレベルでしょう。何しろ、強力なピラニアが人体をかじりまくるのですよ。どうなってしまうのか想像つくでしょう。特筆すべきは、人体の破壊されていくパターンが何種類かある点です。失われた下半身、骨だけになった足、口から飛び出すピラニア、さらには、ピラニアによる人体破壊だけではなく、船のスクリューが人体を破壊したり、いろいろな描写があります。だから、全然飽きない映画ですよ。
 この手の、怪物が人を襲う映画によくある描写として、人間のほうが怖いですよってのがありますよね? この作品でもそれを思わせる部分があります。エロビデオ撮影隊の監督が薬物でおかしくなったり、大量殺戮シーンで自分だけ助かろうとする人。しかし、この作品はそんな人間どもを上回る存在としてピラニアが描かれています。娯楽作品としては良い描き方ではないでしょうか。
 湖底で発見されたアレが伏線となるのでしょうけど、回収されずに終わったり、ジェットスキーに乗って大勢を救ったり主人公の危機まで救う若い男性保安官が前半ではまったく描かれていなかったり、でもそんなことはどうでもいいですね。チ○コを喰らったピラニアがそのあとどうなるのか見ておけば、それで十分に楽しい映画です。
 以上です。