やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

侍戦隊シンケンジャーの感想 第四十六幕

「いろいろ思うところはあるだろうが、私といっしょに戦ってほしい。頼む」
 おいおい、こんなことを言われてしまったら従わざるをえないでしょう。愚劣なお姫様だったらどれほどよかったことか。中途半端によくできた姫なので、逆にやりずらいですなあ。グリーンも「もっと憎たらしいお姫様だったら簡単だったのにな」って。
 それにしても、腑破十臓と志葉丈瑠の斬り合いがすごいのなんのったらないですよ。この決闘は、仮面ライダークウガ最終回ひとつ前を思い出します。変身した状態では決着がつかず、人間の姿に戻ってもなお戦い続ける。ただ、志葉の場合は、自暴自棄になっている部分もあります。今後は、どのように展開していくのか。まさか最後を姫で終わらせるようなことはないと思います。丈瑠は戻ってくるはずでして、どのような大団円をみせてくれるのでしょうか。正直、シンケンジャーが最後まで楽しませてくれるとは思いもよりませんでした。途中で飽きて、惰性で観ることになるかなと思いましたが、今までで最も楽しかった戦隊となりました。
 次の戦隊であるゴセイジャーの番宣が始まりましたけど、デザインが90年代前半ですな。懐かしいかも。
 ついでに仮面ライダーダブルの感想も。相変わらずハードボイルドです。男が悪いことやって死んだりするけど、実はその裏で女が糸を引いていて真犯人だったりするのはまさにハードボイルド。今回は、敵さんのライバルだったナスカが死んでしまうのですが、ナスカはナスカなりに街を愛していたりするし。ナスカを憎んでいたようにみえた同じく敵さんの女がナスカに同情してみたり。なんだこれ、どうなるっていうんだい。ダブルに変身する二人が、安定した演技を見せているのでその点も安心です。