やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記」鑑賞感想

ポスター画像

2021年7月公開

監督:田崎竜太、柴崎貴行

原作:石ノ森章太郎八手三郎

脚本:毛利亘宏

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あらすじ:最強の敵アスモデウスが登場した。50年の歴史を持つ歴代仮面ライダーと45作品続いてきたスーパー戦隊を物語の中の登場人物としてまとめて抹殺しようとした。一方で、仮面ライダーセイバーこと神山とゼンカイザーこと五色田は少年の石ノ森章太郎と出会うのだが。

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 ライダーと戦隊の映画はメタ的要素が盛り込まれるようになりましたね。そうしないとこのようなお祭り映画を続けられないのかもしれません。

 編集がおかしな部分もありますが、まあ、全体的にいいんじゃないでしょうか。

 石ノ森章太郎を出してしまったのは、どうなんだろうなー! ちょっとやめてほしかったかなー!

 作中ではライダー2作目と戦隊2作目以降は二次創作だ、その他いろいろと言われていましたが、アメコミヒーローに比べると多様性に欠けるかなとは思いますよ。

 仮面ライダー50周年を記念するオープニングはMCUのそのままパクリだったのはいただけません。

 あと、観客の私語は殺意を覚えますが、今作におけるお子様の実況中継は助かります。ありがとうございます。本当によくご存じでいらっしゃいますね。

 同時上映は、セイバーの次の仮面ライダーバイスです。時間配分はセイバー+ゼンカイジャーが75分、仮面ライダーバイスが23分です。合計98分です。

 リバイスについては、バイスという悪魔と契約した人間が仮面ライダーに変身するわけですが、このバイスが第四の壁を破るキャラですね。画面の向こうにいる私たちに語りかけてきます。すると人間のほうは「誰と話しているんだ、おかしな奴だな」という態度を取ります。

 はい、というわけで、仮面ライダー50周年の映画に期待しましょう。あと、いつかスーパー戦隊映画に松坂桃李くんが出てくれたら三日三晩お祭りをしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。