やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「X-MEN:ダークフェニックス」(字幕)鑑賞感想

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2019年6月公開

監督、脚本:サイモン・キンバーグ

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あらすじ:1992年、帰還不能となったスペースシャトルの乗員を救うためX-MENが向かった。全員が救われたものの、ジーンは太陽フレアに巻き込まれて様子が変わった。だが、それは太陽フレアではなく別の惑星を滅ぼしたフォースだった。

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 これまでX-MENどうし、もしくは人類と戦ってきた彼らですが、ついにエイリアンと戦うことになりました。そのエイリアンが強いのなんのって。

 そんなエイリアンもかわいそうな境遇ですが、それが報われることもなくジーンによって無慈悲に全滅させられるのでした。

 プロフェッサーがなんだか悪い人になってしまっているし、そもそもこの映画の時系列がよくわからないし、なんだかなあ。マグニートーが過去に犯したことを語りますけど、その過去がどの映画のことを言っているのでしょう。

 同じマーベルでも、X-MENの衣装のダサさはどうしようもありません。ダークフェニックスの衣装はスカーレット・ウィッチに寄せてきていますよね。

映画「メン・イン・ブラック:インターナショナル」(吹替)鑑賞感想

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2019年6月公開

監督:F・ゲイリー・グレイ

脚本:アート・マーカム、マット・ホロウェイ

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あらすじ:幼い頃にエイリアンと出会った少女は成長してMIBの一員となった。そんな配属されたロンドン支部で護衛任務に就くが、目の前で護衛対象のエイリアンが殺されてしまう。そのエイリアンから受け取ったものを巡って、MIBとエイリアンの両方から追われる立場となった彼女は果たしてこの窮地を脱することができるのか。

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 テッサ・トンプソンが演じるエージェントMの吹替がひどくて話が全然頭に入ってきません。頭には入ってこないのですが、それでも理解のできる簡単なお話でした。

 あと、死んじゃったエイリアンがバナナマン日村にそっくりだなあっていうのと、エイリアンの命が軽いなあって感じです。

 ありがとうございました。

映画「町田くんの世界」鑑賞感想

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2019年6月公開

監督:石井裕也

脚本:片岡翔、石井裕也

原作:安藤ゆき

音楽:河野丈洋

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あらすじ:運動音痴で勉強もできない町田くんは周りの人たちのことばかり考えている。困った人を見つけたらすぐ助けてしまう。そんな彼と猪原奈々が出会った。恋のこともわからない町田くんに猪原奈々は振り回されるが、わからないことを2人は追い求めていく。

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 石井裕也監督作品は川の底からこんにちはしか観ていません。川の底からこんにちはも名作なのでぜひご覧ください。

 一方からは、飯ばっかり食いに行きやがって映画観ろと言われ、もう一方からは映画ばっかり観てないで飯食えと言われて、世の中厳しいですが、町田くんはそんな世界で一生懸命ですね。

 そんな彼が周りの人々を変えていくというわけです。物語としては王道を行っている感じがします。

 もう本当に町田くんを誰か助けてほしい、守ってあげてほしい、その一心で観ていました。映画館にいる私が彼を助けることはできないという言い訳をしながらそのように願っていました。

 町田くんは知恵も知識もないイカれた奴でして、知らないことが多すぎますし、相手の気持ちを汲みとれないですし、困った子ですが、いわゆるいい奴ってことでしょうかね。ただし、そのいい奴のレベルが5億レベルです。そんな彼は周りのことを助けすぎて「肉を忘れてしまった、なぜだ」と苦しみますが、その点だけは私もあるあるです。

 前田敦子と太賀がええ味出しています。佐藤浩市だけは最後まで悪い人でしたね。

 風船と、それを見つけた電車の中の2人、気づかない乗客たちは何を表しているのでしょうか。

映画「海獣の子供」鑑賞感想

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2019年6月公開

監督:渡辺歩

原作:五十嵐大介

キャラクターデザイン、総作画監督小西賢一

音楽:久石譲

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あらすじ:夏休み1日目、琉花はジュゴンに育てられたという少年と出会った。一方、海では異変が起きていた。

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 全然わかんない! ぼくには無理! 観るのが1億年早かった!

 宇多丸さんの評もわかんない! 説明セリフも何言ってるのかわかんない!

 無理!

 ところで、駅名は江ノ島だったのに水族館はなぜ江の倉なのでしょうか。

映画「スノー・ロワイヤル」(字幕)鑑賞感想

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2019年6月公開
監督:ハンス・ペテル・モランド
脚本:フランク・ボールドウィン
原作:キム・フップス・オーガソン
音楽:ジョージ・フェントン
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あらすじ:息子を薬物過剰摂取で死んだと偽装された父ネルズコックスマンが犯罪組織を相手に復讐を始める。
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 なんですか、これは。面白いですよ。日本での宣伝を真に受けて鑑賞すると後半が違うやん!となります。
 劇場内の雰囲気がすごく良くて、常に笑いが絶えなかったです。もちろんクライマックスは息が詰まるのですが。
 前半はお父さんが殺しまくり、後半は様子が変わります。様子は変わるけどクッソ面白いです。
 舞台が雪国の小さな町でしかもコロラド州、カイルという名前の男が出てくる、ジャンキーがいるということでサウスパークの実写版だと思います……だと思ったのですが、基本的にファーゴですね。男2人が車の中で長々としゃべっていたり、レストランで男2人がくだらないことをしゃべっていたり、女性保安官が真相に近づいたり、それだけではなくて何から何までファーゴです。
 根っからの良い人があまりいなくて、裏切りの嵐で、面白くて笑うけど気分はあまり良くならないという嫌な映画です。リーアムニーソンが演じるお父さんもなぜその遺体遺棄方法を知ってるの!?という状態ですし。犯罪小説に載っているらしいですが、私は日本ヤクザのドキュメンタリーか何かで知りました。
 リーアムニーソンの表情がこれまた最高です。ただし、96時間とは違って、たいへんお疲れのご様子でした。
 ぜひ劇場でご覧ください。

映画「アラジン」(吹替)鑑賞感想

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2019年6月公開
監督:ガイ・リッチー
脚本:ジョン・オーガスト
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あらすじ:次々とやってくる他国の王子との婚姻を拒む王女ジャスミンは街中でアラジンと出会う。一方で国王の座を狙うジャファーは魔法のランプを手に入れようとするが、それはアラジンの手に渡った。アラジンはジャスミンの心を振り向かせるためランプの精ジーニーの力で王子となる。果たして、アラジンはジャスミンと結ばれるのか。
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客層は30代女性が多かったのですが、こういう映画が好きなんですね。
監督はガイリッチーなんですか。なんでも撮るんですね。
さて、兵長のハーキムですが後半で正義に熱い男だということがわかります。でも、前半ではそんな感じがまったくなかったので急な人物紹介のように思われました。
ジャスミンは国王になりたくて本読んで勉強してるとのことですが、本人による説明台詞のみでした。
前半で街の貧しい人々がちらほら登場しました。でも、そのあと彼らの登場はなく、てっきり国王となったジャスミンが彼らを救う何かがあるのかなと思っていたので拍子抜けです。
ジャスミン女王による政治はその後どのように国を変えたか、そのあたりも触れられないままでした。
吹替で見たので、ヒップホップをやっているウィルスミスがどれくらいうまいのかはわかっていません。
最後に、ジャスミンの腕が超太くないですか。

どうしても大阪

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 6月1日さっそく大阪です。今年9回目です。5月24日から6月3日まで阪神高速神戸線が通行止だったので行き帰りが面倒でした。

 今回は1泊していますが、2日間でうどん14杯です。

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 こんな看板を発見しました。

 私の学生時代に格言を残した先輩がいました。

「肉うまい。ケーキうまい。いっしょに喰う。もっとうまい」

 肉はうまいものです。ケーキもうまいです。そんなうまいものをいっしょに喰えばもっとうまいに決まっているだろうという有難いお言葉です。今でも忘れていません。

 いっしょに食べたいとは思いませんが。

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 はい、というわけで、うどん食べまくりでした。