2024年6月公開
監督:原廣利
脚本:我人祥太、山田能龍
原作:柚月裕子
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あらすじ:たび重なるストーカー被害を愛知県警平井中央署に訴えていた女性が神社の長男に殺害された。慰安旅行のために被害届を受理していなかったことが地元新聞に書かれたのだが、その新聞社の記者が殺害された。平井中央署の広報として働いている森口はそんな職でありながら親友の記者が死んだ事件を調べようとするのだが、果たして。
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ミステリ耐性のない私は、急に近づいてきていっしょに捜査しようと顔を突っ込んできた磯川がすべての黒幕だと思っていたのですがね。おみくじ1枚で妄想が過ぎます。
現実にあったふたつの事件を無理やりくっつけて作品にして、にもかかわらずなんだか軽い内容になっていると思うのですが、考えすぎですかね。
杉咲花はこのような事件に巻き込まれぎみです。
東三河も舞台になりがちです。
そして、作中の桜がいつまで経っても満開のままです。散る場面がほとんどありません。ほんの少し葉桜になっている場面もあったけれど基本的に満開でした。満開の桜はおよそ1週間で葉桜になっていくようですが、この映画は、事件発生からわずか1週間ですべて解決したということでしょうか。逆に、満開の桜ばかり探して撮影したということだからたいへんだったでしょう。
スタッフロールの協力に東三河県庁というのがありましたが、そういう名前のフィルムコミッションなのかなと思いました。検索すると、普通の行政組織でした。愛知県庁の出先機関みたいなものでした。