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ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「屋根裏のラジャー」鑑賞感想

ポスター画像

2023年12月公開

監督:百瀬義行

原作:A・F・ハロルド

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あらすじ:少年ラジャーはアマンダが3か月前に生み出したイマジナリーフレンドだ。アマンダ以外には見えないが、ある日バンティングと名乗る初老の男性がラジャーを認識した。バンティングはラジャーを捕まえようとするのだが、逃げようとしたらアマンダが車に轢かれてしまった。ひとりになったラジャーは猫の導きでイマジナリーフレンドが集まる図書館へ向かう。大勢の仲間たちがいることに感激したラジャーだったが、果たしてアマンダとこのまま別れてしまうのか。

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 初めてバンティングに襲われる場面でなぜラジャーが無事だったのか、最後にラジャーとアマンダが再会した場面がなぜ最後の冒険になってしまうのか、この2点で疑問があります。

 この作品は子供向けなのでしょうか。もしそうだとしたら、子供にとって楽しい作品だったのでしょうか。ラジャーとアマンダが冒険する場面をもう少し増やしたほうが楽しいかもしれません。ふたりが再び会えるかどうか、バンティングとの戦いはクライマックス15分程度もあれば十分かもしれません。今作は大人向けと子供向けのどっちつかずでしょう。

 図書館でエミリに応じて全員が声を合わせている場面は、皆が何と言っているのかまったく聞き取れませんでした。大声で何と言っていたのでしょうか。

 ところで、イマジナリーフレンドは全子供の何パーセントが思い描いているのか、ちょっと知りたいところではあります。私の場合は今でもいますけどね。この映画を観て、そうか、君たちはイマジナリーフレンドなのかと思いましたけどね。