2023年4月日本公開
監督:トメック・バギンスキー
脚本:ジョシュ・キャンベル、マット・ストゥーケン、キール・マーレイ
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あらすじ:幼い頃に目の前で姉を誘拐された星矢は地下闘技場で戦いながらその日暮らしをしていた。とある戦いで聖闘士の力を放った星矢は聖闘士を探していたアルマンという男と出会う。同時にグラードという女から追われることとなった。アルマンの屋敷へ行き、彼の娘であるシエナと出会い、彼女が女神アテナの生まれ変わりだと告げられる。アテナを守る聖闘士として星矢はマリンによって鍛えられてその力を目覚めさせたが、シエナを殺害しようとしているグラードによって誘拐された。星矢はシエナを救出するために立ち上がるのだった。
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アニメはちょこっと見たことがあります。漫画は読んでいません。
金を出したのは東映ですが、制作はSTAGE6なんですね。日本が金を出してアメリカが作るというのはバブルの頃みたいですね。
こんな話でしたっけと思いながら見ていましたが、やっぱりお話は脚色されているようですね。
見たことある役者がいっぱい出てるー、という感じでちょっとテンションが上がりました。制作費のほとんどは役者に使ったのではありませんかね。
公開から2週目なのに上映回数が1日1回となって大爆死となっていますが、あくまで客がまったく入らないのであって作品そのものはそんなに悪くないですよ。日本以外ではある程度客が入っているようです。
気になる部分はありますが、せっかくのアクションシーンでは走っていたのにカットが変わると立ち止まっているなどよろしくない部分はありますが、人類のために戦うと言いつつ市井はいっさい描かれませんし、描かれた市井といえば闘技場でワーワー騒いでいる連中くらいなものです。そんな連中を守りたいと星矢は本気で考えているのでしょうか。気になる点は多いけど、ドラゴンボールとかデビルマンのようなひどさはありません。
聖闘士のデザインは、あえて変更しているということで、これについてはもうちょっとどうにかならなかったのかなと思います。星矢のデザインはせめて白基調の色くらいは再現してほしかったです。
ちなみに、劇中でペガサスファンタジーが流れたようですが、まったく気づきませんでした。
80億を使った東映さん、どうか倒産しないでくださいね。