やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「銀河鉄道999」鑑賞感想

ポスター画像

1979年公開

監督:りんたろう

原作:松本零士

脚本:石森史郎

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あらすじ:無償で機械の体を手に入れられる星があるという噂を耳にした星野鉄郎と母はメガロポリスへ向かっていた。機械の体になったならば永遠の命を得られる。ところが、メガロポリスへの途上で母が機械伯爵に惨殺されて遺体すら持ち去られてしまった。復讐に燃える星野鉄郎メガロポリスで機械の体を入手できる星へ向かう999号のパスを奪おうとしていた。そんなときメーテルという謎の美女と出会う。メーテルは鉄郎に999号のパスを渡した。いっしょに旅して機械の体になれる星へ行こうという。希望と復讐、夢を内包した男の子の旅が始まる。

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 松本零士さんは私が最も影響を受けたクリエイターだということを理解しました。人生に影響を与えてくれた松本零士さんに感謝いたします。

 訃報を知ったその日、久々に劇場版銀河鉄道999を見ましたが開始1分で泣いてしまいました。主題歌の「あの人はもう思い出だけど」という歌詞が今は違う意味になってしまいました。

 幼い頃は777より999のほうが高性能だというのが理解できませんでした。一番かっこいいと思うのは333です。テレビ版だと銀河鉄道車両で最初に登場するのは999ではなく333だったのですね。

 さて、松本先生の漫画でミライザーバンという作品があります。999やハーロックのあとに知った作品ではありますが、なかなか面白い内容です。主人公のバンや有紀はそのままの名前ながら異なるキャラとして出てきますし、彼らの容姿も松本作品世界そのものですし、時間を超越するミライザーというのもあらゆる松本作品にとって重要な主題ではないでしょうか。どこかで入手できればまた読みたい漫画です。