やくもとうずしおをがっつりと

「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。

映画「ブレットトレイン」(吹替)鑑賞感想

ポスター画像

2022年9月日本公開

監督:デビッド・リーチ

脚本:ザック・オルケウィッツ

原作:伊坂幸太郎

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あらすじ:レディバグは日本の高速鉄道に乗り込んだ。東京発京都行だが、東京からわずか1駅6分の品川で降りる予定だ。マリアからの依頼でアタッシュケースを車内から見つけて品川駅で降りるというものだ。ケースを見つけて品川駅で降りようとしたら服に血の付いたメキシコ人が突然襲いかかってきた。一方、車内では制服姿の少女が日本人男性といっしょにいた。さらに別の車両にはレモンとミカンを名乗る殺し屋二人組までいた。彼らもアタッシュケースに関係しているらしい。果たして、この列車は無事京都に到着できるのか。

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 原作未読です。

 そして、ジャポネスク。

 予告の時点で、作中の日本は奇妙奇天烈摩訶不思議な描写にされてしまうのは十分わかっていたことでした。そういうのは大嫌いですけど、事前にわかっていれば問題無しです。そういうものとして受け入れます。

 受け入れるはずだったのですが、いざ本編が始まってみると作中の日本描写に頭がカッカしてしまって内容があまり入ってきませんでした。本当にいい加減日本の勉強を1時間でいいからやってもらって製作してほしいですわ。とはいえ製作総指揮に日本人もいるみたいですけど。なんで富士山が名古屋と米原の間から見えるんだよって話です。

 あと、列車の描写(座席の配列、座席の向き、ドアの仕様などなど)についても架空の列車なのでカッカしたらダメなんですが、鉄ヲタがシュポポポしそうなものでした。ちなみに、東海道新幹線ひかり号に相当するこの列車が米原に停まるのはおかしいだろとおっしゃる方がいましたけど米原停車のひかり号はあります。北陸特急しらさぎ号と連絡するためです。米原停車というのはなかなかニッチな部分を突いてきた作品ですな。

 16両という設定も忠実といえば忠実ですな。

 謎なのは、車内の電光掲示板では新大阪行になってるのに、新大阪の手前の京都が終点になっていて京都駅には車止めまでありました。これはいったいどういうことなのでしょうか。

 車両の一部が番組とコラボした特別仕様になっていて番組のマスコットが乗車していましたが、これに近いものは実際に新幹線にあります。

 というよりも、この高速列車がまさかの夜行だったのにはびっくりしちゃいましたけどね。

 日本と列車にカッカしてはいけないのですが、やっぱりだめでした。

 日本じゃなくて全部欧州、たとえばTGVとかICEで撮影してもらうわけにはいかなかったですかね。全部欧州に置き換えてほしかったです。

 ミカンとレモンのコンビ、幼い少女の暗殺者、途中から乗ってくるメキシコ人、毒殺大好きの暗殺者、彼らのキャラはたいへん良かったです。特にミカンとレモンのコンビは見てて楽しいものでした。