2022年2月日本公開
監督:サイモン・キンバーグ
脚本:テレサ・レベック、サイモン・キンバーグ
原案:テレサ・レベック
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あらすじ:コロンビアの麻薬王の息子が電気を自由に操る装置を開発した。手のひらサイズのデバイスは上空を飛行するジェット機を操縦不能にし、大都市を停電させる。コロンビア当局が麻薬王逮捕のついでに装置を回収したものの、当局職員が装置を他国へ売り渡さそうとした。CIAが察知して奪おうとしたが失敗し、5か国の女性エージェントが装置奪還のために行動を開始するのだった。
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うーん、そうっすねえ。どうなんですかねえ。
男女が正義と悪に完全に別れています。男は政府や組織の悪い奴、女はひたすら正義です。男どもは反省しなさい。正義の男はどうなるのかというと、ネタバレになるから言いませんがお察しください。
ペネロペ・クルスはやっぱりかわいいっすな。コロンビアの精神分析官を自称していますが、どうせ何か裏があるんだろうと思いきや最後まで非力な精神分析官でした。
ジェシカ・チャスティンは上海のオークション会場の裏側でおっさんと一対一で戦うのですが、いつまで経っても決着がつかず、まだやってんのかよという感じでした。5人の中で2番目に役立たずです。
ルピタ・ニョンゴが演じているのはMI6の機械に超強い天才なのですが、作中で断トツの働きをします。彼女がいなければどうにもなりません。しかも銃にも慣れています。
ドイツの情報機関から来たダイアン・クルーガーは腕っぷしが優秀だけど過去の素性も関係していてちょっとかわいそうな役割です。
ファン・ビンビンはこの映画を中国市場で流すための重要な役どころです。中国政府とファン・ビンビンはすごく正義でした。
ていうか、クライマックス直前で闇深い展開となりますのでご注意ください。
続編をやりそうな雰囲気がエンディングにありましたが、ペネロペ・クルスをコロンビアから再び招集する方法がなさそうだとは思いませんか。次作では4人だけで集まるのかしら。