前回のカガワ日記は、
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国境に難民が押し寄せました。その様子を見に行こうと誘われて国境へ行ってきました。山の峠にある国境です。カガワとトクシマの間にはいくつもの道路がありますが、この道路はあまり知られていません。よく知られている国境へ行くのは気が引けました。警備隊が大勢いて、自分たちも逮捕されてしまうのではないかと怖気づきました。
道路が山の中に入ると行き交う車や人がいなくなりました。難民みたいな人が道路の奥からやってくるのかなと思いましたがその様子はありません。
国境に着くと、警備隊もいませんし、とても静かです。2人でしばらく国境付近をぶらぶらしていると、何か話し声が聞こえました。とても小さいしどの方向から聞こえてくるのかもわかりません。何と言っているのかもわかりません。友人は「国境を越えようとしている難民がこちらの様子を見ているんじゃないか。警戒しているんじゃないか」と言います。僕たちが何者なのかを遠くから見ているのかもしれません。
大丈夫だよ、何も怖くないよ、ゆっくり出ておいで。
そんな感じで声をかけるべきだったのかもしれませんが友人も僕も怖がってしまって、ただひたすら押し黙って耳を澄ませていました。
鳥の鳴き声と、時折聞こえる話し声。相手は複数と思われます。
友人が「もう行こう」というので賛成しました。
↑あの建物が入出国管理事務所です。
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この記事はフィクションなのかもしれへん。