やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(2D字幕)感想


2014年9月日本公開
監督、脚本:ジェームズ・ガン
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 ピーター・クイルは1988年に母を亡くした直後誘拐された。宇宙の盗賊団ラヴァジャーズに育てられた彼はスター・ロードと名乗って宇宙を駆け巡っていた。ある日謎の球体を手に入れたことによって、ガモーラ、ドラックス、グルート、ロケットと出会う。
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 私はグルートでした。
 コメディなのかなと思ったら思いのほかシリアスじゃないですか、本当に私はグルートでしたよ。
 グルートがキラッキラッのつぶらな瞳で見つめる場面があります。あれをヴィン・ディーゼルがやっているのかと思うと……私はグルート。
 ロケットが四散したグルートの枝を抱きしめて泣く場面では私も泣きましたよ。ええ、泣きました! でも、ちょっと待てよ、よく考えてみてください。ロケットは序盤で「また生えてくる」って言ってたし、じゃあ悲しむ必要はなかったのです。まったく、私はグルートですよ。
 今回のポスターでピーターが持っている銃がすんげえスペースオペラという感じで良いのです。フラッシュゴードンのポスターに通じるスペオペの空気があって最高じゃないですか。それにしてもこれだけのめちゃくちゃなスペオペをよくもきれいにまとめましたなあ。それで、年代設定が1988年の25年後、2013年ですか。間違いなくアベンジャーズと被るんですね。劇中にもアベンジャーズ関連のものが出ていたらしいのですが、コレクターとサノスしかわかりませんでした。ヘルメットをかぶった犬も今後絡むのでしょうかね。ハワード・ザ・ダックはマーベルだったんですね、登場したときは驚きました。
 ピーターが意外と強いんですね。威勢が良いばかりの突っ走りダメ勘違いキャラなのかと思っていました。
 謎が多くて、次回作による補完を絶対にやってほしいですが、まあ、私はグルートだし、面白かったです。