やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「スノー・ロワイヤル」(字幕)鑑賞感想

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2019年6月公開
監督:ハンス・ペテル・モランド
脚本:フランク・ボールドウィン
原作:キム・フップス・オーガソン
音楽:ジョージ・フェントン
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あらすじ:息子を薬物過剰摂取で死んだと偽装された父ネルズコックスマンが犯罪組織を相手に復讐を始める。
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 なんですか、これは。面白いですよ。日本での宣伝を真に受けて鑑賞すると後半が違うやん!となります。
 劇場内の雰囲気がすごく良くて、常に笑いが絶えなかったです。もちろんクライマックスは息が詰まるのですが。
 前半はお父さんが殺しまくり、後半は様子が変わります。様子は変わるけどクッソ面白いです。
 舞台が雪国の小さな町でしかもコロラド州、カイルという名前の男が出てくる、ジャンキーがいるということでサウスパークの実写版だと思います……だと思ったのですが、基本的にファーゴですね。男2人が車の中で長々としゃべっていたり、レストランで男2人がくだらないことをしゃべっていたり、女性保安官が真相に近づいたり、それだけではなくて何から何までファーゴです。
 根っからの良い人があまりいなくて、裏切りの嵐で、面白くて笑うけど気分はあまり良くならないという嫌な映画です。リーアムニーソンが演じるお父さんもなぜその遺体遺棄方法を知ってるの!?という状態ですし。犯罪小説に載っているらしいですが、私は日本ヤクザのドキュメンタリーか何かで知りました。
 リーアムニーソンの表情がこれまた最高です。ただし、96時間とは違って、たいへんお疲れのご様子でした。
 ぜひ劇場でご覧ください。

映画「アラジン」(吹替)鑑賞感想

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2019年6月公開
監督:ガイ・リッチー
脚本:ジョン・オーガスト
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あらすじ:次々とやってくる他国の王子との婚姻を拒む王女ジャスミンは街中でアラジンと出会う。一方で国王の座を狙うジャファーは魔法のランプを手に入れようとするが、それはアラジンの手に渡った。アラジンはジャスミンの心を振り向かせるためランプの精ジーニーの力で王子となる。果たして、アラジンはジャスミンと結ばれるのか。
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客層は30代女性が多かったのですが、こういう映画が好きなんですね。
監督はガイリッチーなんですか。なんでも撮るんですね。
さて、兵長のハーキムですが後半で正義に熱い男だということがわかります。でも、前半ではそんな感じがまったくなかったので急な人物紹介のように思われました。
ジャスミンは国王になりたくて本読んで勉強してるとのことですが、本人による説明台詞のみでした。
前半で街の貧しい人々がちらほら登場しました。でも、そのあと彼らの登場はなく、てっきり国王となったジャスミンが彼らを救う何かがあるのかなと思っていたので拍子抜けです。
ジャスミン女王による政治はその後どのように国を変えたか、そのあたりも触れられないままでした。
吹替で見たので、ヒップホップをやっているウィルスミスがどれくらいうまいのかはわかっていません。
最後に、ジャスミンの腕が超太くないですか。

どうしても大阪

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 6月1日さっそく大阪です。今年9回目です。5月24日から6月3日まで阪神高速神戸線が通行止だったので行き帰りが面倒でした。

 今回は1泊していますが、2日間でうどん14杯です。

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 こんな看板を発見しました。

 私の学生時代に格言を残した先輩がいました。

「肉うまい。ケーキうまい。いっしょに喰う。もっとうまい」

 肉はうまいものです。ケーキもうまいです。そんなうまいものをいっしょに喰えばもっとうまいに決まっているだろうという有難いお言葉です。今でも忘れていません。

 いっしょに食べたいとは思いませんが。

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 はい、というわけで、うどん食べまくりでした。

とにかく大阪

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 映画ついでにいっぱい食べましたー。最後はバーガーキングでごめんなさい。

 下の2枚目はなんばと日本橋の間にあるネギ焼きの店です。客の7割くらい外国人じゃないですかね。

 日帰りでした。

男三匹京都食べつくしの旅

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 なんと! 今回は素敵なゲストをお迎えしての京都食べ歩きです。

 こちらではS氏と呼ばせていただきましょう。

 S氏は短時間で食べられる量はそれほど多くないものの、食べたあとに空腹となる回復時間がめちゃくちゃ早いのです。いっしょに食べ歩きする上でS氏ほど力強い仲間はいません。

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 大阪の夜はラーメン2杯連食ですが、これがなかなかきつかったです。ところがS氏は大阪1杯目から2杯目への移動中にすぐ回復してしまったようですばらしい!

 またごいっしょしましょう。本当にありがとうございました。

映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(MX4D3D吹替)鑑賞感想(ネタバレ)

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2019年5月公開

監督:マイケル・ドハティ

脚本:マイケル・ドハティ、ザック・シールズ

音楽:ベアー・マクレアリー

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あらすじ:2014年のサンフランシスコ壊滅から5年、モナークの活動により数々の巨大生物が発見されていた。それらが一斉に目覚めようとしていた。

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 ゴジラのデザインが気に入りません。デブじゃないですか。咆哮したら喉がブルブルって震えるじゃないですか。やだー。

 ゴジラのデザインは1984年かミレニアム以降のカエル顔が好きです。

 今作は、キングギドラの声も気に入りません。キングギドラはやっぱりあのあの高い声がいいです。あと、口から出すアレもビルを切断するほうがいいんですけど。今作の翼を広げた姿は悪魔的で好きなのですが。

 それよりもラドンがかっこよすぎました。ラドン最高! 炎の悪魔!

 さて、ゴジラが中盤で死にかけてしまいますが、復活させるために核爆弾を使います。最悪です。こんなものは神への冒涜です。サイテーです。それも渡辺謙が演じる芹沢博士が核爆弾を手動で爆発させてそのまま死ぬわけですが、これはオキシジェンデストロイヤーのつもりですかね。そのオキシジェンデストロイヤーも使われたことによってゴジラが死にかけるわけですが。

 地球の命を守るゴジラがなぜ核爆弾で復活するのか、復活しなければならないのか、よくわからなくなりました。

 最後には、ラドン他多数の怪獣たちがゴジラの前に頭を垂れるという信じられない光景が繰り広げられました。やってらんないです。

 そんなクソみたいなところもありますが、ゴジラの主題曲とモスラの主題曲を流されてしまうと……とても良い映画だったなあと思います。