2024年6月公開
監督、脚本:関根光才
原作:北國浩二
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あらすじ:認知症になった父を施設へ入れるために7年ぶりに帰郷した絵本作家の千紗子はある日、記憶喪失の少年を助けた。体に虐待の痕跡がある少年を親に返さず育てることにするのだが、果たして。
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認知症と虐待。
どうして邦画はこんなきっつい内容ばかりなんですか。もうしんどいです。
認知症の父と千紗子のやりとりは私のごく身近で頻繁に見られるものとそっくりなのでなおさらしんどいです。
少年を助ける発端となったあの女性はそこそこの悪党ですよね。
スタッフロールの背景で見えたものはハッピーエンドだと解釈してよろしいのでしょうか。どうかハッピーエンドでありますように。
ただ、千紗子のやろうとしていることが突拍子もないのでいまいちお話に入っていけません。誘拐やら正体がバレた経緯やら設定にいろいろ無理があります。とはいえ泣きましたけど。