2022年10月日本公開
監督、脚本：コゴナダ
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あらすじ：アンドロイドが一般家庭に普及した近未来、茶葉専門店を営むジェイク、妻カイラ、養女ミカと中国人男性型アンドロイドのヤンが日々楽しい暮らしを送っていた。ある日、ヤンが動かなくなった。ジェイクは修理のために奔走するが、ヤンから発見されたメモリには驚きの情報が詰まっていた。
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明るい未来のお話です。アンドロイドのヤンはすげえやつでした。やさしくて力持ち……みたいな感じではなく、やさしさにあふれているけれどそれよりもアンドロイドなのにまさかの恋路でございます。世界がひっくり返るような大事件ですね。そんなお話が淡々と、大事件にはならずに語られていくわけです。
ただ、この世界ではやたらと中国人の養子や養女が多くて、どのような背景があったらそうなるのか気になるところです。中国が崩壊して遺児があふれるような何かが起きたと考えるのが自然でしょうか。
もうひとつ気になるのが、養女ミカです。中国人養女だと言っているのに名前が日本人みたいなミカです。作中にはラーメンも出てきます。セリフではっきりラーメンと言っています。監督は東アジアをごちゃまぜにしていませんか。
さらに気になるのが、妻のカイラです。まるで空気です。あくまでヤンが主人公だからとはいえ、カイラの存在があまりにも希薄でした。
