2022年9月公開
監督：西谷弘
原作：東野圭吾
脚本：福田靖
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あらすじ：数年前から行方不明になっていた女子高生が遺体で発見された。容疑者は黙秘を貫いて不起訴処分となった。その後、その元容疑者が遺体となって発見された。女子高生に関係していた大勢の人物に元容疑者殺害の疑いが向けられることとなるが。
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原作未読です。
オリエント急行殺人事件だ、これ。
冒頭の女子高生と家族や町の人々の紹介場面は邦画にしてはよくできているのではありませんか。ただ、そこからあとは粗がじわじわ増えていくようです。関係者は沈黙するのかと思いきや意外とよくしゃべるし、事件のほうから勝手に解決されていくような感じです。原作ではそんなことないみたいですけどね。2時間映画とするには無理があったということでしょうか。
エンドロールでは15年前の過去の映像が見られます。当時の福山雅治は髪型がチャラいし、若いなあ！ ってなりました。北村一輝の昔の髪型は今見るとちょっと笑えます。
この映画と同じ9月16日に公開されたヘルドッグスでも北村一輝と酒向芳が出ているので、演技の違いに注目ですね。
ちなみに、証拠が完全にそろっていれば黙秘しても有罪にできますし、そもそも日本の司法はしょぼい証拠でも有罪にしてしまうので黙秘なんか意味ありません。
