やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「雨を告げる漂流団地」鑑賞感想

ポスター画像

2022年9月公開

監督:石田祐康

脚本:森ハヤシ、石田祐康

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あらすじ:小学六年生の熊谷航祐と兎内夏芽は姉弟のように育ったおさななじみだったが、航祐の祖父が亡くなったことでふたりの関係はすれ違った。夏休み、航祐は以前住んでいた団地に友人ふたりと忍び込む。さらに、他のクラスメイトも巻き込む。取り壊しの進む団地にはなぜか夏芽がすでに忍び込んでいた。直後に大雨が降ってきて、なぜか陸地が水没して団地が船のように浮かんで漂流を始めた。なぜか陸地は見えなくなる。果たして、彼ら6人は無事生還できるのか。

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 119分あるのですが、70分に短縮できましたよね。同じことの繰り返しが多すぎてしんどいですよ。

 夏芽というキャラと、令依菜というキャラがだいぶ苦手です。夏芽は過去のトラウマみたいなものを抱えていてそれを吐き出せずにがんばってしまうキャラで、令依菜はクソメスガキです。というか、6人全員が苦手です。おまえら、もうちょっとなんとかならんのか。小学6年生だからしょうがないとはいえ。令依菜が夏芽の精神をゴリゴリ削るセリフを終始やめないあたりはもはや立派な鬱アニメでした。令依菜も最後は成長するのかなと思いきや最後の最後まで夏芽を追い込むセリフを吐き続けていました。エンドロール直前の口の動きだけのセリフも確実にクソみてえなセリフを吐いていたと思います。何がフロリダじゃ。

 小学6年にしてはロープの結び方を知っていたり、いろいろ工作できてしまうあたりにおじさんとしてはたいへん恐縮するところでした。ロープの結び方を知ってるなら6人でもうちょっと仲良くできませんかねえ。