2019年3月公開
監督:ピーター・ファレリー
脚本:ニック・バレロンガ、ブライアン・カリー、ピーター・ファレリー
音楽:クリス・バワーズ
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あらすじ:しばらくの間仕事のなくなったトニー・リップはドクター・シャーリーに8週間雇われることになった。黒人ピアニストのドクターはトニーの運転する車で南部を周り、白人相手にコンサートを開いていく。
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3月2日に鑑賞して、ブログへ感想を書く暇がなくてこんなことになってしまいました。
あれから、やっぱりケンタッキーが食べたくなったり、もちろん食べてみたり、食の影響は受けました。
シャーリーの立場が特殊です。金持ちの成功した黒人であり、南部の黒人とは全然違います。トニーも白人とはいえイタ公として少し差別を受けたり、裕福ではなかったり、そんな2人はお互いを理解するというよりも理解できないけどどんな人間なのかを知ることによって友情を深めていくという物語になっていますね。
理解なんかできなくていい、知ることが大切なわけです。
ただ、少し気になったのは孤独なシャーリーがお連れのバイオリニスト2人と絡む場面がほぼないことです。お連れの白人2人が楽しそうに酒を飲んでいる場面を2階のバルコニーから眺めているシャーリー、そんなシャーリーがお連れ2人といっしょに飲み食いする場面はそのあといっさいありませんでした。
それにしても、トニーが運転していた車についてですが、1962年なのにパワーウインドウですし自動アンテナもついているのですよ。当時そんなものが既にあったのですか。あと、たばこ吸いすぎです。たばこを吸う場面が映画から消えたなあと思っていたらこのトニーでございます。
最後に、ピザLサイズを食べたりホットドックを26個食べるトニーが2013年まで生きていたなんて、うらやましいというかなんというか、食べ過ぎは体にいいんですね。これは安心しました。