やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「スペクター」鑑賞感想


2015年12月公開
監督:サム・メンデス
脚本:ジョン・ローガン
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あらすじ:“死者の日”の祭りでにぎわうメキシコシティで、凶悪犯スキアラを仕留めたジェームズ・ボンドだったが、このことでMから職務を停止された。ロンドンでは、スパイ不要論を掲げるマックス・デンビが国家安全保障局の新たなトップとなり、“00部門”を閉鎖しようと画策していた。表立って活動することができなくなったボンドだったが、マネーペニーやQの協力でローマへと飛び、そこでスキアラの未亡人ルチアと接触、強大な悪の組織の存在を突き止めるが……。
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 スターウォーズを観たあとのスペクターです。出演している女性にエロさがあるかないかが気になりました。スターウォーズではレイにエロさをさっぱり感じなかったですが、今回のスペクターではエロさがビンビンでした。そりゃあ007だもん。
 マドレーヌが診療所で着ていた黒いスーツがまずエロいんですよ。ああ、始まったなあ、と。スペクターがいよいよ本気出してきたなあ、と。
 鑑賞するだいぶ前にスペクター関連の記事で「過去最高齢のボンドガール」というものを読みました。なので、ルチアが冒頭で出たっきり再登場がなかったこととマドレーヌ登場は、鑑賞前の情報を持っていなかった私としては驚きでした。
 メキシコシティでのボンドの暴れっぷりがダニエル・クレイグ版ボンドにしては珍しい剽軽なものでした。壁が崩れてくるときのボンドで笑ってしまいました。あとでボンドは暴れすぎを怒られるだろうと思ったら、まさかの00部門解散という、そうきたかという感じでした。
 さて、今年2015年はやたらとスパイ映画が続きました。その中でむしろ変わった印象の作品になっているボンド24作目だと思います。美しさでは圧倒的でしょう。ダニエル・クレイグ版ボンドはまだ続くようです。ダニエル・クレイグのボンドはどこまでいけるかな〜。スペクターできれいに終わった感じもしますけど、これ以上どうしようというのでしょうか。やることがないんじゃないですか。果たして、新たな敵をどうやって生み出すのでしょう。嵐の中で糸の切れた凧はどこまで飛ぶのでしょう。
 そうそう、今作のOP曲はスカイフォールよりも気に入りました。iTunesで即購入です。平井堅かなと思ったくらいのクソ耳ですけど。