新年明けましておめでとうございます。今年も映画の感想でこのブログを埋めてしまいそうです。新年一発目は「ワイルド7」です。原作を読んでいません。ごめんなさい。
さすがに正月というだけあって、満席でした。映画館のホームページでチケットを事前に購入していたので大丈夫です。ただ、去年の正月にあった行列が今年はなかったです。チケット売り場の効率が良くなったのでしょうか。
さて、私の真後ろに座っていた親子が映画の間ずっとしゃべっていましたよ。
子「犯人が人質をたくさん殺したから、この犯人は殺してもいいことになった?」
父「たぶん、ワイルド7が動きやすいように法律をつくったんだろうなあ」
だーかーらー! 今、超法規的組織だと説明したでしょうが! 国会でワイルド7が犯人を退治できるように法律をつくるわけないでしょう。まったくもう。作中では登場人物がセリフの中でしっかりと説明してるんですから、ちゃんと静かに観ていてほしいですよ。
子「この人(桐生のことかな)、殺せばいいのに」
父「ハハハ!」
ハハハじゃないと思いますけど。桐生は殺されてもしかたのないことをやりましたが、それを観ていたお子様がそんなことを思っちゃいけません。
映画については、まず最初の事件:銀行強盗の場面はだいぶがんばったと思います。あとは宇梶さん演じるオヤブンですな。PSUを襲撃して追い込まれつつある場面で大型銃(あれは何というのだろう)を片手で撃つんです。かっこいいです。ターミネーター2でサイバーダイン社を襲撃する場面を真似ているようにも見えました。
あとは、フカキョンがかっこいいです。警察に追われて堤防を滑り落ちる場面はあまりにも残念ですし、そのあとまさかの負傷で包帯を巻くとかバカバカしいですけど、かっこよかったです。
というわけで、事前にシネマハスラーのワイルド7評を聴いてしまったため清い心で鑑賞することができませんでした。完全に色眼鏡がかかった状態でしか観ていません。もう無理です。