- アーティスト: サントラ
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2011/10/19
- メディア: CD
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アニメです。ランゴ役はジョニーデップですな。監督はパイレーツオブカリビアンの人だそうで。
カメレオンの動きはモーションキャプチャーとかいうものを使用して、ジョニーデップが演じているので、何かジャックスパローのようにも見えました。気のせいでしょうか。
それで、話としては、西部劇です。町は慢性的な水不足でして、水を預ける銀行があります。そこの水が盗まれて、ランゴが見つけにいくというものでした。
何やら観たことのある場面があるなあ、と思っていたら、やはり数々の西部劇のパロディがあるようです。西部劇以外でも地獄の黙示録のワーグナーが流れたりしますよ。この映画ランゴは音楽がとても良い作品でもあります。
さらには、西部の精霊とかいうものが出てくるのですが、どう見てもクリントイーストウッドでした。まじめな場面なのでしょうが、笑えます。
ランゴは演技こそ得意ですが、それ以外は何も能力がありません。演技力で危機を乗り切り、自分ではない何者かをずっと演じ続けています。最後の最後までそうでした。偶然が重なることで危機を乗り越え、主人公フィールドが発生することでさらなる危機の回避にも成功しています。
それでも、なんだかんだでランゴは必死で演技をして、自らの力で町を救うことになります。そういえば、同じ日に観た映画「スマグラー」も主人公は役者を目指していたということで演技で危機を乗り越えていましたなあ。
アクションも良かったです。コウモリの大群が逃げるランゴたちを襲う場面とか。ただ、いろいろな種類の動物が出てくるにしては、その動物の特性を生かした演出はなかったので残念かな。
気になるところは、地下の謎の巨大な目ですが、あれは何でしょうか。結局、話にからんでこなかったのですが。
ランゴを演じる名も無きカメレオンと音楽が良い映画です。なかなか面白いです。