2024年3月日本公開
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
原作:フランク・ハーバート
脚本:ドゥニ・ヴィルヌーヴ、ジョン・スパイツ
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あらすじ:アトレイデス家の生き残りポールがついに反撃に出た。砂漠の民フレメンと協力してデューンの解放を目指した。一方、ハルコンネン家はフェイド=ラウサを新たにフレメン対策へ充てた。ポールはたびたび予知夢を見つつ、凶悪なフェイド=ラウサとの対決が近づく。
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前作から3年です。
ついに物語が動き始めました。3作目も決まっているとのことです。
2時間45分の長尺ですが、長さを感じさせません。
作中で交わされる単語、救済者の名前などに苦労しますが、全体の物語は単純なのでどうにかこうにかお話の流れについていきます。説明セリフがなく、ほとんど絵のみで説明されていきますのでどの場面も見逃せません。その絵がとにかく美しくて、さすがです。
それにしても結局は本作も聖書の物語なのですね。本当に聖書好きすぎるでしょ、あちらの方々は。好きというか、聖書とともにあるのだからしょうがないのでしょうけども。
デイブ・バティスタが演じているキャラは頭が悪くて、わずかなミスをした部下をすぐに殺してしまうのでむしろ心配になります。部隊の統率がおかしくなってしまいませんか。フレメン側の作戦がどれもこれもうまくいきすぎるのも気になりました。