やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「アントマン&ワスプ クアントマニア」(吹替)鑑賞感想

ポスター画像

2023年2月日本公開

監督:ペイトン・リード

脚本:ジェフ・ラブネス

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あらすじ:スコット・ラングの娘キャシーも天才に成長した。しかし、キャシーの実験で事故が起きてスコット、ホープ、キャシー、ジャネット、ハンク・ピムの5人が量子世界へ飛ばされてしまう。そこには知的生命がいて、さらにはジャネットと因縁のある征服者カーンもいた。ジャネットが量子世界にいた30年間で何をしていたのかが明らかになる。果たして、彼らは征服者カーンを倒すことができるのか。

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 面白かったです。MCUに疲れていたところでしたが、その疲れも吹き飛ぶ楽しさがありました。フェイズ5の始まりをしっかり感じさせてくれます。これからが楽しみです。

 征服者カーンが圧倒的な脅威を見せてくれたのが最高に良かったです。フェイズ4は何が何だかでしたが、フェイズ5では何がどうなるのかを今作でしっかり見せてくれたと思います。

 クライマックスでの戦いで、タワーに登場したハンク・ピム博士がかっこよくて全部持っていった感じがあります。

 さらに、モードックが登場しました。原作を読んでいないので動画配信で紹介されたモードックしか知らないのですが、かなり良い極悪キャラでした。今回限りのキャラではなくて、『モードックも帰ってくる』を期待します。

 MCUではいろいろな親子や家族が出てきましたが、スコットの家族が最も理想的で完璧に近いのではないかなと思います。おじいちゃん、おばあちゃんもかっこよくて元気ですし、娘と父の関係も良好です。娘のキャシーは失敗を反省することができます。今回の失敗は知らずにやっちゃったから仕方ないですよね。キャシーは人間が良くできています。しかも演説して大衆を動かして、クソ野郎を更生させました。キャシーはすごいぞ!

 そういえば量子世界へ行けば体に異変が起きるという設定はどちらへ? 今回、彼らが行った世界は量子世界のさらにその向こう……みたいなことを言っていたから体に異変は起きないという理解でよろしいのでしょうか。設定の考察が捗りそうです。