JR九州乗りつぶしの旅シリーズを連載している間にはさむ臨時の日記となります。
5月24日土曜日朝8時ちょい前、ちょっと用事がありましてお出掛けしました。そしたら自宅から数キロの地点、国道55号バイパス小松島市大林付近でヒッチハイクしている男性がいるではありませんか。
ついにこのときが来たし、絶対乗せてあげるし! 夢のヒッチハイクを乗せてドライブ!(人生で2度目)
行き先を書いた紙を通る車に向けているのですが、その行き先が読めなかった私はとりあえず1回通過して行き先が「京都」であることを突き止めました。すぐにUターンして彼の近くに車を停めました。
Uターンしている間にほかの車に拾われないか、それが不安でした。
通過せずに行き先を聞けばよかったのに・・・・・・そんなことは言わないでください。そういうことができないあたりが私のダメなところです。
まず彼が乗るための座席を用意しました。車内は運転席以外しっちゃかめっちゃかだったものですから。
というわけで彼を乗せて、正直なところ京都まで行ってあげたいけど用事のせいでほんの少しだけ近づけることしかできないことを伝えてドライブの始まりです。
どこから来たのか、なぜヒッチハイクしているのか、いろいろ聞かせていただきました。この話の内容はどこまでこのブログに書いていいのか迷うところですが。
彼は京都大学の学生さんです。寮に住んでいるそうです。寮の祭を今やっていてこのヒッチハイクはそのイベントのひとつなのだそうです。
彼を下ろしたあとでググりました。そしたら京都大学の吉田寮祭というものがあって、そのイベントとしてヒッチレースがあるということを知りました。
ヒッチレースとは、寮を0時に出発して日本のどこかに下ろされて寮まで戻ってくるものだそうで、現金や携帯電話を持ってはいけません。早く帰るのが勝敗を決するのではなく、どれだけ面白いみやげ話を持って帰ることができるかどうかということでした。
うーん、面白い話か。うーん。ひどくつまらん話を一方的にやってしまいました。しかも京都大学の学生に向かって「留年しないように、就活がんばれ」と偉そうに語ってしまいました。俺のバカ野郎!
以前北海道でヒッチハイクを乗せたことがある話をしましたけど、それをもっと広げたほうがよかったかも・・・・・・。
関西方面へ向かう車がよく休憩していそうな松茂のローソンに彼を下ろしてあげました。果たして彼はそのあとどうなったのでしょうか。何かみやげ話を拾うことができたのでしょうか。気になります。
自分が暇だったら絶対京都まで行ってましたよ。本当ですよ。
というわけで、ヒッチハイクを乗せたという自慢話でした。