あらすじ: スペースシャトル「かなた」で火星へと向かった、日本人宇宙飛行士の十文字撃(石垣佑磨)と大熊遠矢(永岡卓也)。しかし「かなた」は遭難し、2人は行方不明となった。そして1年後、2人と幼なじみだった河井衣月(滝裕可里)が勤める宇宙物理学研究開発機構「SARD」が、宇宙犯罪組織マクーの残党に襲われる。衣月を救った宇宙刑事ギャバンの正体は、なんと撃だった。思わぬ再会に喜ぶ衣月。だが、マクーは「SARD」からまんまと、あるデータを盗み出していた。バード星の銀河連邦警察本部へ戻り、コム長官(西沢利明)から叱責を受ける撃と、パートナーのシェリー(森田涼花)。撃はまだ、正式な宇宙刑事ではないのだ。エリーナ秘書官(穂花)は別の宇宙刑事たちを地球へ派遣すると撃に告げるが、故郷の星を守りたいという撃の強い思いを知り、コム長官はもう一度、彼にチャンスを与えることにした。(本サイトより)
・
とうとう来てしまいました、ギャバンの映画です。
まず、劇場内の客層ですが。
おじさん、おじさん、おばさん、おじさん、おじさん、若いカップル、おじさん、おじさん、という感じでした。
お子様、もしくは未成年はいっさいいなかったです。
平日午前11時の回だったというのもあるでしょう。
石垣佑磨はいい声していますね。宇宙刑事向きです。声だけでも上がります。
アクションもかなりがんばっていました。
串田アキラの歌声もテンションが上がります。どこかで流れるだろうなと待っていましたから。
アクション以外については、ううん、もっとがんばってほしいです。
たとえば、冒頭のバイクのタイムトライアルで遠矢が撃に「計算どおりに行けないのか」みたいなことを言います。それが後で何か意味を持ってくるのだろう、伏線なのだろう、と思っていたら拾われることがありませんでした。
ドラマパートが悪いですよ。テレビで放送していた1982年当時の空気が感じられる作りなのですが、今の映画でそれを再現しても良いものかどうか疑問です。子供だましではないでしょうか。ギャバンが主人公として活躍するだけで十分に懐かしいのですから、ドラマの部分もオトナの鑑賞に耐えるものを作ってほしいです。
興行成績がいまいちですね。続編はないかな。観たいのですが。