やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「Jエドガー」を観た感想

 初代FBI長官であるフーバーのお話ですな。FBIを作った人の話です。
 ていうか、アッー!でした。ちょっとびっくりしましたよ。だって、フーバーが唯一信じた男クライドは、フーバーとかなり深い関係に発展していましたから。そこに注目してしまいました。他のことが全然頭に入ってこなかったですよ。もう、どうしようかな、って。見てはいけないものを見た気がします。家政婦はこんな気分だったのかもしれません。
 残念ながら私は同性愛を受け入れられないので、過剰に反応してしまったと思います。
 さて、監督はクリントイーストウッドです。ペイルライダー、許されざる者、ミリオンダラーベイビー、グラントリノインビクタスを高く評価しています。特にグラントリノは最高です。ただ、ヒアアフターははずれでした。今回もはずれかな。
 フーバーとクライドの最後の会話で、クライドがフーバーの真実を語ります。この場面は衝撃を受けました。最後の最後にすべてをひっくり返すクライドの発言に驚きました。ううん、この作品はそれくらいかな。
 ただ、ディカプリオの演技はすばらしいです。タイタニックのときはバカにしてましたけど。どうせ顔だけの役者だろと思っていました。今回は特殊メイクも良くできています。ディカプリオって何歳でしょうかね。37歳だそうですが。
 クリントイーストウッド監督作品は私の中で当たり外れが大きいです。次回作は「スタア誕生」というミュージカル映画らしいですが、もちろん楽しみにしますよ。